どのような歳時イベントの前後に、肌・体・心などの「劣化」を自覚したことがありますか?

どの歳時イベントの前後に、肌・体・心などの「劣化」を自覚したことがあるか尋ねたところ、「体の劣化」は年度末、忘年会、年度初め(新生活)といった行事の際に感じることが多いことがわかった。「心の劣化」は、年末と年度末・年度始めが高い傾向にある。「肌の劣化」は忘年会時期が1年の中で最も高いことがわかった。

忘年会時の気持ちについて尋ねたところ、3人に1人以上が「参加したくない」と回答した。25~29歳の若手は、「お酌や社交辞令も頑張る」と答えており、忘年会でも気を遣っていることがわかった。

忘年会の翌日の体調について聞くと、39.1%が体に不調を感じていると回答した。肌の具合について尋ねると、20代後半の55.6%が、「肌がボロボロ」「やや肌がボロボロ」と答えている。

忘年会の翌日の肌の具合

年末年始は劣化期・回復期のどちらにあたるか尋ねると、41.8%(既婚者は46.0%)が「年末は劣化期」と回答した。しかし、全体の3人に1人が「年始は回復期」と答えており、年末の劣化は一時的であることがわかった。

年末年始は劣化期・回復期のどちらにあたりますか?

年末年始に「劣化」を感じたとき、どのような行動をとることが多いか聞くと、体の劣化は「よく寝る」(75.3%)、「お風呂にゆっくり入る」(65.2%)、「ボーッとする」(50.5%)という回答が多かった。心の劣化は、「美味しいものを食べる」(66.3%)、「買い物をする」(64.0%)、「ボーッとする」(63.6%)が多い。

肌の劣化では、「入念なスキンケアをする」(58.7%)、「化粧品をかえる」(43.4%)、「お風呂にゆっくり入る」(39.5%)という回答が多かった。

年末年始の劣化エピソードについて尋ねたところ、未婚女性からは忘年会等不規則な生活による「肌の劣化」、実家でのんびりしすぎて太った等の「体の劣化」が多く挙げられた。一方、既婚女性からは年始に向けた準備による「体の劣化」や、配偶者の実家への帰省での気疲れを中心とした「心の劣化」が多かった。