年収1,300万未満の"タワマン女性"実態調査 - 一生住み続けたい人は2%以下に

"タワマン女性"のライフスタイルとは?

読売広告社はこのほど、タワーマンションに住む女性"タワマン女性"のライフスタイルに関する分析を実施、結果を公表した。

資産や世帯年収に上限を設定し調査

同調査は2015年9月、現代の都市生活者マーケティングに資するデータとして活用することを目的とし、東京30km圏内に居住する満13歳から79歳の一般男女を対象に、オリジナル生活者調査「CANVASS」を用いて実施された。対象条件は、30代~50代の女性、世帯年収400万円~1,200万円台、金融資産1億円未満。

総標本数は、一般調査:1,350s、タワーマンション居住者調査:108sで、今回の分析対象となったのは一般調査201s、タワーマンション居住者調査55sだった。標本抽出は、一般調査:エリアサンプリング法(町丁抽出⇒個人抽出)、タワーマンション居住者調査:機縁法、調査方法は留置法にて行った。

タワーマンションは"ハイクラスの裕福で豊かなライフスタイル"がイメージされるケースも多いが、今回は分析対象者の条件として、金融資産や世帯年収に一定の上限を設定。いわゆる一部の富裕層とされるような人を除外し、より一般的な世帯に絞ったうえで、一般調査の女性と比較をして分析を行っている。

住まいに満足している人は7割以上

結果を見ると、現在の住まいに対してはタワマン女性の7割以上が満足しており、不満点も相対的に少く、評価が高い結果となった。その一方で、「今の家に一生住み続けたい」という意識はわずか1.8%にとどまり、9割以上が今後の状況によっては次の住居を検討するという姿勢をとっている。

「住まいは、新築ではなく中古でもかまわない」という人も一般調査に比べて高くなっており、その時々の自分の状況を合理的に判断し、住まいを選択しようとする堅実な意識がうかがえる結果となった。

"タワマン女性"は、"現在の住まいに7割以上が満足

求めるのは"スマートな暮らし"?

生活価値観については、「品のよい暮らしをしたい」が約7割と多くを占めている。また、「おしゃれな暮らしをしたい」 や「都会的な暮らしをしたい」も一般調査を上回る結果となっており、総じて"スマートな暮らし"を求める傾向があると言えそうな結果となった。

"タワマン女性"の生活価値観は、「品のよい暮らしをしたい」が約7割

ファッションは使い分ける

ファッション意識については、「自分が着るものにこだわっている」「TPOを心がけている」などが一般調査を上回った。また、香水などフレグランスの利用率が高いなど、"タワマン女性"には総じてファッションへの意識が高めの傾向が見られた。

また、好きなファッションブランドではファストファッションのブランドも多くあげられ、高価格・ハイブランドのものだけを好むわけではなく、TPOによって幅広くファッションの使い分けを行っている様子もうかがえる結果と鳴った。

"タワマン女性"は、ファッションへの意識が高め

"ブランド志向"と"お得さ追求"が共存

買い物意識の調査では、"タワマン女性"は「値段が安ければ無名の商品でも買う」が一般調査に比べて低めとなり、「一流メーカー・ブランドの商品は信頼できる」が高めとなった。このことから、"タワマン女性"にはブランド志向が少なからずあることが考えられる。

その一方で、「お試しキャンペーンや無料配布はとりあえず試す」や「ポイントやマイレージのつくお店やサービスのほうを使う」なども一般調査より高くなった。同社はこの結果を受けて、「お得な情報も逃さず、 1つの買物を『価値のある買物』にしようとする、 バリューを追求する志向もあるといえそう」と分析している。

"タワマン女性"には、バリューを追求する志向も

※写真はイメージで、本文とは関係ありません

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