Mozillaは12月23日、Webブラウザ「Firefox」のWindows XPおよびWindows Vistaのサポートを、2017年9月までとすることを明らかにした。そこまでは、Windows XPとWindows Vista環境向けに、Firefoxのセキュリティ更新プログラムを提供する。

(MozillaのWebサイトから)

2017年9月以降は、Windows XPとWindows Vistaのユーザー数を再評価し、最終サポート日を決定するとしている。同時に、Windows XPとWindows Vistaのユーザーは、Firefox拡張サポートリリース(ESR)へと自動的に以降。ESRは主に法人向けの延長サポート版Firefoxを提供し、リスクが高い、または影響が大きいセキュリティ問題の修正のみを行う(機能の追加や改善、安定性の向上といったアップデートは提供されない)。

Mozillaは、現在もWindows XPとWindows Vistaを使用しているユーザーに対して、MicrosoftがサポートするバージョンのWindows(事実上はWindows 10)にアップグレードすることを強く推奨している。