腰痛のある・なしで「抑うつ傾向」が2倍以上になるとの調査が発表

わかさ出版はこのほど、「体の悩み」に関する調査結果を明らかにした。同調査は2016年11月、40歳以上の男女601人を対象にインターネットで実施したもの。

年代別の腰痛持ちの割合

体の悩みは何か尋ねたところ、601人のうち208人が「腰痛」と回答した。年代別に見ると40代では35.7%、50代では36.9%、60代以上の30.1%が「腰痛」に悩みを持っているという結果になった。60代以上よりも、実際は40代・50代の現役世代の方が、腰痛に悩んでいる割合が高い。

アンケートでは、簡易的に抑うつ病の傾向がチェックできる「SPQ-D 東邦大式調査表」を用いて、抑うつ傾向を調査した。その結果、「腰痛」に悩んでいない人は「抑うつ傾向あり」が10.9%であったのに対し、「腰痛」に悩んでいる人は「抑うつ傾向あり」が25.0%で、2.29倍も高いことが明らかになった。

「腰痛あり・なし」×「抑うつ傾向」の割合比較

調査を監修した清水整形外科クリニック院長の清水医師によると「慢性的に腰痛に悩む患者は、どうしても気分が落ち込みがち」であるという。「この痛みがずっと続くのか」など、悩みは異なるが、腰痛を起因として不安・ストレスを感じて、抑うつ傾向になってしまう患者も多く見受けられるとのこと。

腰痛予防・対策にどのようなことをしているか尋ねると、最も多い回答は「運動をする(ストレッチ、体操、筋トレ、ウォーキングなど)」(49.0%)だった。続いて、「塗り薬/貼り薬を使う」(48.1%)、「姿勢を変える」(44.2%)となっている。

腰痛予防・対策にどのようなことをしていますか?

清水医師は、「運動で腰痛の予防・対策をすることは間違っていないが、多くの人は『痛みが消えたからもういいだろう』と考えてしまうことが問題」と話す。本当に大切なのは「腰痛の出ない体づくり」を継続して行うことであるという。

「腰痛がないときでも、日常的にマッサージや運動を継続することで、痛みの出ない体づくりをすれば、腰痛の再発が防げ、のちのち腰痛が悪化して日常生活に支障が出るような事態も避けられるでしょう」とコメントしている。

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