米Uberは12月21日(現地時間)、友達などのロケーションを行き先とする「Uber to a person」の提供とSnapchat統合を開始した。
Uberは11月にUberアプリを刷新しており、人口知能を活用したアシスタントやカレンダーとの連動で行き先の入力やサービス選択をサポートするなど、利用者の移動を効率化する取り組みを進めている。「Uber to a person」も、その1つである。
行き先は場所であっても、特定の場所に行くのが目的であるとは限らない。誰かに会うのが目的であることもあり、そうした移動を「Uber to a person」は簡単にする。利用は以下のようなステップになる。
- コンタクトをUberアプリに同期させる。
- 行き先(Where to?)のボックスに会いたい人の名前を入力。
- 相手にUberがロケーション共有のリクエストを送信。
- 相手が承諾したら、その人のロケーションを行き先としたUberライドが設定される。
- 行き先となった人ともライド情報を共有。
Snapchat統合によって、SnapchatユーザーのUberライド時にSnapカードがアプリのフィードに現れる。「Your ETA(到着予定時刻)」などUberフィルターを使って「あと5分で到着」というようなユニークなメッセージを作成できる。