オービックビジネスコンサルタント(OBC)は12月22日、クラウド会計パッケージ「奉行Jクラウド」を同日より発売すると発表した。

「奉行Jクラウド」は、奉行シリーズのクラウドサービス展開の第一弾として、小規模法人向けの専用商品で、会計士・税理士とのコラボレーションの仕組みを標準的に実装し、双方のコミュニケーションが円滑に進められるアプローチを行っているのが特徴だという。

具体的には、会計士・税理士とデータをリアルタイムに共有でき、同じ画面を見ながらアドバイスを受けることができる。また、取り込んだ領収書の画面を見ながら取引入力が行え、支払先情報から科目を自動設定する。

税理士とのデータ共有

領収書入力(自動起票)

そのほか、集計結果も一度に表示し、必要な項目が見つかるクイックサーチなど、操作性を追及している。

今後は、Web APIを利用してさまざまなサービスとの連携を行い、伝票などの自動起票の範囲も拡張する予定だという。

価格(税別)は4,980円/月(税務業務ライセンス 1ID付属)。なお、税務業務ライセンスは、専門家がデータを参照するためのライセンス(追加1IDあたり 1,000円/月(税抜) )