資産運用のアプリ開発・運営を行うTORANOTEC(トラノテック)は12月20日、2017年春に新しい資産形成サービス・アプリ「トラノコ」をリリースを予定していることを発表した。

資産形成サービス・アプリ「トラノコ」

トラノコは、クレジット・カードやデビット・カード、公共交通機関共通乗車カード等から日々の買い物の購入額を集積し、おつり相当分を投資に回すことが簡単にでき、毎日コツコツ、自然と投資資金を積み上げていくアプリという。

おつり相当分とは100円単位で計算される「端数」で、例えば280円の買い物をした場合には、300円との差額である20円がおつり相当額となる。

トラノコのサービスは、同社の100%子会社であるTORANOTEC投信投資顧問により提供。TORANOTECには、ニッセイ・キャピタル、セブン銀行及びリアルワールドが出資している。

TORANOTEC代表取締役社長のジャスティン・バロック氏は、「日々の少額のお金で始められる『おつりで投資』というサービスを通し、将来に向けた資産形成に関心はあるものの手元資金が少ないために投資に踏み込めない若年層の心理的障壁を下げ、すべての人びとが投資家になれるシステムを提供します」とコメントしている。