Microsoftは12月19日(現地時間)、Microsoft Azure上で稼働するAzure Media Servicesの動画コンテンツを再生する「Azure Media Player」用サブクリッピング・プラグインをオープンソース化したことを公式ブログで発表した。同プラグインは動画コンテンツに対して、クリップ用マークインとマークアウトといったUIを提供するもの。ソースコードはGitHub上で公開している。

Azure Media Player Subclipperプラグイン(公式ブログより抜粋)

本プラグインを利用することで、GOP(Group of Picture)単位のトリミングや、指定範囲内のクリップ書き出しが可能。フレームレートは23.976 / 25 / 29.976 / 30 / 60fpsから選択肢、サムネイル数なども指定できる。Microsoftは同プラグインを利用することで、Azure Media Services subclipper APIを通じて動画のレンダリングが容易になるとアピールしている。

指定した範囲の書き出しもサポートする(公式ブログより抜粋)

Microsoft Azureを構成する機能の1つであるAzure Media Servicesは、クラウド上でスタジオレベルの動画エンコードと再生環境を提供し、ビジネスへ付加価値を求めるパートナー企業への訴求を続けてきた。

阿久津良和(Cactus)