Q.英語力に自信はありますか?

急速に進むグローバル化に伴い、コミュニケーションの手段として欠かせないものになってきた英語力。あなたはどのくらい自信があるだろうか? 2020年の東京オリンピックに向け、今後ますます英語力が求められるかもしれない。

そこで今回は、マイナビニュース会員のうち男女305名に「英語力に自信はありますか?」と質問してみた。

Q.英語力に自信はありますか?

はい 12.1%
いいえ 87.9%

Q.それはどうしてですか?

英語力に自信あり

■勉強しているから
・「きちんと勉強しているからです」(31歳男性/輸送用機器/営業関連)
・「毎日ラジオ聞いてます」(41歳女性/通信関連/事務・企画・経営関連)
・「きちんとトレーニングしているからです」(28歳女性/農林・水産/営業関連)
・「就職した時になんとなく駅前留学したのが偶然にも役立っています」(52歳男性/総合商社/営業関連)

■留学、海外に住んでいたことがある
・「昔外国に住んでいたことがあるから、海外留学をしていたことがあるから」(26歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「アメリカに2年間住んでいたので」(36歳男性/通信関連/事務・企画・経営関連)
・「留学経験があり、今でも語学学校に通って磨きをかけてるため」(31歳女性/銀行/事務・企画・経営関連)

■仕事で使っている
・「海外の仕事で鍛えられた」(56歳男性/その他電気・電子関連/IT関連技術職)
・「アメリカの企業の子会社に出向していたから」(52歳男性/専門コンサルタント/その他技術職)
・「英語を使って仕事を行っている」(58歳男性/精密機器/営業関連)

■その他
・「TOEICで825点」(33歳女性/通信関連/営業関連)
・「ビジネス英語クラスは問題なく話せるから」(54歳男性/サービス/事務・企画・経営関連)
・「海外旅行で通じているから」(23歳女性/リース・レンタル/営業関連)

英語力に自信がない

■会話が苦手
・「読むのはできるが会話ができない」(39歳男性/化粧品・医薬品/その他技術職)
・「いざ話すとなるとプレッシャーで頭が回らなくなる」(47歳男性/フードビジネス/販売・サービス関連)
・「聞き取りがあまり自信がなく、億劫になっている」(49歳女性/医療用機器・医療関連/その他技術職)
・「中学校からの英語教育では文法だけを勉強してきたので、実際に外国の人との英会話能力には全く自信がありません……マニュアル的な英会話の授業がありましたが、実践的な授業ではありませんでした」(49歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)

■英語を使う機会がない
・「社会人になってから全然使ってないから」(35歳女性/教育/事務・企画・経営関連)
・「使わなくなって圧倒的に落ちたのが分かるため」(39歳男性/サービス/その他・専業主婦等)
・「普段使う機会がまったくないので忘れてしまっています」(42歳女性/半導体・電子・電気機器/事務・企画・経営関連)
・「数十年前の職場では外国の来客を対象にした職業だったので、それなりに会話に自信があったが、最近の職場では数年に二、三度しか必要性が無いので殆ど忘れてしまった」(48歳女性/百貨店/販売・サービス関連)

■勉強してこなかった
・「中学時代の英語教師が嫌いだったので勉強せず、基礎ができていない」(54歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「もともと身を入れて英語を勉強しなかったため、英語力はほとんどない」(63歳男性/医療・福祉・介護サービス/事務・企画・経営関連)
・「まったく勉強していなかったので、読むことも話すこともできません」(53歳男性/物流・倉庫/技能工・運輸・設備関連)

■外国人を前にすると緊張する
・「外国人に積極的になれない」(60歳男性/その他/事務・企画・経営関連)
・「外国人の前だと緊張するから」(42歳男性/広告・出版・印刷/技能工・運輸・設備関連)

■その他
・「受験英語オンリーだから」(45歳男性/サービス/その他・専業主婦等)
・「中学校の英語のテストで100点満点中10点ぐらいだった」(29歳男性/レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連/その他・専業主婦等)
・「軽いコミュニケーションくらいであれば英語でできますが、ビジネスなど現場ではまったく話せないと思うので」(37歳男性/広告・出版・印刷/クリエイティブ関連)
・「英語は苦手意識が固定化し、むしろ関わりたくない語学」(38歳男性/官公庁/公共サービス関連)
・「日本生まれ日本育ちだから、英語は日常生活にまったく関係ないから」(46歳男性/官公庁/公共サービス関連)

■総評
英語力に「自信がある」と答えた人はわずか12.1%。9割近い87.9%が英語力に自信を持っていないことが判明した。

まったく話せないという人から、カタコトならできる、簡単な会話のみで深い話ができないという人まで「自信がない」といってもレベルは様々。読み書きはできるが「ヒアリングが苦手」「発音が悪く通じる気がしない」という人も多く、ある程度の知識があっても「会話」ができないという悩みを抱えていた。

「英語を使う機会がない」という理由も多く挙げられた。「学生の頃は得意だった」という人も、日常使う機会がないため自信はないとのこと。以前は英語を使って仕事をしていたという人でも、使う機会がなくなると「忘れてしまう」ということだった。英語に限らず「言語は使わないと忘れる」というのが現実のようだ。

一方「英語力に自信がある」と答えた人の回答をみると、留学経験があったり、仕事などで日常的に英語を使っているという人が多かった。また、外国人に道案内をするなどコミュニケーションを積極的に図っていることも特徴的だった。

東京オリンピックを控え、訪日外国人客は今後ますます増えると予想されるが、これを機に今から英会話を初めてみるのはいかがだろうか。

調査時期: 2016年11月28日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女305名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません