OKIデータ・インフォテックは12月13日、同社の大判インクジェットプリンター「ColorPainter E-54s」および専用インク「3M SX Ink Series from OKI」が、スリーエム ジャパンが提供する「3M MCS 保証プログラム」の対象製品になったと発表した。これにより、OKIデータ・インフォテックの製造・販売するSXインク搭載大判インクジェットプリンターの全機種が、同プログラムの対象製品となった。

ビルの屋上や外壁に取り付けられる屋外看板や車両マーキングは、太陽光線や風雨に長時間さらされ、高い発色性や耐候性が求められる。「3M MCS 保証プログラム」は、スリーエム ジャパン製のメディアとオーバーラミネートフィルムにスリーエム ジャパンが定めたプリンターとインクを使用し、適切に出力・施工された最終製作物の品質について、スリーエム ジャパンが一定期間保証する制度。

今回同プログラムの対象となった「ColorPainter E-54s」は、上位モデル「ColorPainter M-64s」(64インチ対応)および「ColorPainter H3-104s」(104インチ対応)で高い評価を得たSXインクを搭載しながらも導入コストを抑えたエントリーモデル。「3M MCS 保証プログラム」の対象製品に追加されたことで、スリーエム ジャパン製塩ビフィルムを用いた最終製作物に対しスリーエム ジャパンにより最長4年の品質保証が得られる。これにより、ひびわれや退色による品質劣化の心配がなく、屋外サインからフロアマーキング、照明装置をとりつけ内部から光らせる内照サイン、カーラッピングまで幅広いアプリケーションに対応することが可能となるとしている。

大判インクジェットプリンター「ColorPainter E-54s」