GMOコマースは12月12日、実店舗のリピーターを増やす来店促進サービスとして新しくなった「GMOリピーター」を、同日より提供開始すると発表した。

新しい「GMOリピーター」は、ユーザー向けのクーポンアプリ「shoppassbyGMO」と連携し、来店履歴の取得、顧客属性の分類、マーケティングオートメーションによる顧客に最適な情報配信までを自動で行う。

来店した顧客向けの活用例

来店履歴の取得では、店舗に設置したBeaconやWi-Fiを通じて、ユーザー向けクーポンアプリ「shoppass byGMO」をダウンロードしている顧客の来店を検知し、来店情報を自動で取得する。これにより、顧客の「最終来店日」や「来店回数」、「クーポンの利用」、「来店頻度」といった履歴を蓄積することができる。

顧客情報の分類では、蓄積された顧客属性や来店履歴を元に、設定した条件に合致する顧客を自動で分類・抽出する。例えば、1週間以内に来店、ランチタイムに店舗、 女性客など、店舗ごとに条件を設定することで、該当する顧客を自動で分類・抽出することが可能だという。

そして情報配信では、管理画面上で「どんな顧客」、「どのタイミングで」「何を配信するのか」のシナリオをあらかじめ設定しておくことができ、配信対象は自動で分類されるため、情報配信毎に対象となる顧客を抽出したり、配信作業を行ったりする必要はなく、来店履歴の取得から顧客の分類、情報配信までの一連の作業を自動で行うことができるという。