永住するならどの都道府県がいいですか?

都会の暮らしは便利だが、仕事をリタイアしたら自然豊かな田舎でのんびり暮らしたい……。そんな風に、ついのすみかについて思い巡らせたことはないだろうか。今回は、マイナビニュース会員のうち男女306名に「永住したい都道府県」を聞いてみた。

Q.永住するならどの都道府県がいいですか?
1位 東京都 16.7%
2位 沖縄県 13.4%
3位 北海道 10.8%
4位 神奈川県 7.2%
5位 大阪府 4.9%

■東京都
・「交通も便利だし、政治の中心だからです」(31歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「デパートも病院もたくさんあって便利です」(54歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「便利だから年を取ってからも過ごしやすいと思うので」(44歳男性/その他電気・電子関連/IT関連技術職)
・「交通手段が多くて便利そう、地方だと車に頼るしかないし年間の維持費が家計を脅かすので」(61歳男性/その他/その他・専業主婦等)

■沖縄県
・「青い海の見えるところでのんびり暮らしたい」(57歳女性/教育/専門サービス関連)
・「時間がゆっくりと流れているイメージがあるから」(34歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「暖かい気温のところがいい、寒いのは苦手」(38歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「仕事がなくてもハブを捕まえて役場に持っていくとお小遣い稼ぎできるので、持ち家さえあれば最悪なんとか食っていけそう」(37歳男性/その他/その他・専業主婦等)

■北海道
・「雄大な自然とおいしい食べ物に囲まれて暮らしたい」(42歳女性/教育/公共サービス関連)
・「旅行で行ったとき、人も場所も暖かかった」(43歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「冬は大変だろうけれど、夏は本州と違って過ごしやすいと思うので」(46歳男性/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)
・「土地が広いので、近所などに気を使わなくても済みそうなイメージがあるから」(42歳女性/その他/その他・専業主婦等)

■神奈川県
・「横浜には憧れている」(27歳男性/電力・ガス・エネルギー/事務・企画・経営関連)
・「オシャレで都内に近いので」(28歳女性/銀行/営業関連)
・「海や山などの自然と、便利な都会と、両方のバランスがよい県だと思うので」(40歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「東京へも近いし気候もいい、また海が近くでマリンスポーツもできるから」(52歳男性/建設・土木/メカトロ関連技術職)

■大阪府
・「生まれも育ちも大坂だから」(37歳男性/紙・パルプ/技能工・運輸・設備関連)
・「田舎暮らしも憧れるが、便利さにはかなわない」(22歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「生活するのに便利で、それほど物価も高くないので」(33歳男性/官公庁/公共サービス関連)
・「今住んでいるところ、都会で交通の便もいいし適度に緑もあって落ち着いている」(31歳女性/その他/その他・専業主婦等)

■総評
永住したい都道府県、第1位に選ばれたのは「東京都」(16.7%)だった。「交通が便利」「なんでもそろっている」と利便性の高さを理由として挙げた人が多く、医療機関も充実しているため「年をとったら都会が一番安心だ」という声も。都会での便利で快適な生活に慣れてしまうと「田舎には住めない」と思ってしまうのかもしれない。

第2位は「沖縄県」(13.4%)だった。沖縄の魅力はなんといっても温暖な気候と美しい海、そして沖縄特有のゆったりとした雰囲気だろう。大自然の中でのんびり暮らしたいという人にはピッタリの地なのかもしれない。「仕事さえあればすぐにでも移住したい」と強い憧れを抱く人もいた。

3位には、沖縄とは真逆の気候の「北海道」(10.8%)が選ばれた。「食べ物がおいしい」「自然が豊か」「夏が涼しく快適」といった理由が挙がっていたが、「雪が少ないところだったら……」という条件付きの人も。寒さに弱い人はよく検討する必要がありそうだ。

4位は「神奈川県」(7.2%)で、都心へのアクセスが良い点や、海もあれば山もあることなどが理由となっていた。最近は湘南・鎌倉エリアへの移住者も増えているそうだ。5位は「大阪府」(4.9%)で、東京と同じく「利便性の高さ」が理由として挙げられた。

「地元だから」「住み慣れたところを離れたくない」といった地元愛にあふれたコメントも散見された今回のアンケート。「住めば都」という言葉もあるが、どこであれ住み慣れた場所が一番よいところに感じるのかもしれない。

調査時期: 2016年10月21日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女306名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません