お歳暮「もうやめたい」という声も - 悩みを聞いてみた

今年も残すところあとわずか。毎年この時期になると「お歳暮」に頭を悩ませる人も多いのではないだろうか。そこで今回は、マイナビニュース会員のうち男女500名にお歳暮に関するこんな調査を行った。

Q.今年、個人的にお歳暮を贈る予定はありますか?

ある 48.0%
ない 52.0%

Q.何人に贈る予定ですか?(個人的にお歳暮を贈る予定が「ある」と答えた人に質問 n=240)

1位 2人 35.4%
2位 1人 25.8%
3位 3人　17.1%
4位 5人以上 15.8%
5位 4人 5.8%

Q.一人当たりの予算はどれくらいですか?(個人的にお歳暮を贈る予定が「ある」と答えた人に質問 n=240)

1位 3,000円～4,999円 54.6%
2位 5,000円～6,999円 23.3%
3位 1,000円～2,999円 15.4%
4位 1万円以上 3.3%
5位 7,000円～9,999円 2.1%
6位 1,000円未満 1.3%

Q.最も多い渡し方を選んでください(個人的にお歳暮を贈る予定が「ある」と答えた人に質問 n=240)

宅配便など 74.6%
手渡し 25.4%

Q.お歳暮の購入や贈答で悩んだことを教えてください(個人的にお歳暮を贈る予定が「ある」と答えた人に質問 n=240)

■何を贈ればいいのか分からない
・「初めて贈る人が何が欲しいか悩みます」(45歳男性/その他電気・電子関連/技能工・運輸・設備関連)
・「年齢、家族構成が違うので、好みが違い迷う」(54歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「相手が喜ぶものが何か悩む、大抵食品にするが好みがわからないときもあるので……」(43歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「相手の好みを聞きにくいので毎年贈るものには苦労しています、特に食品は毎年同じものでは飽きられるような感じがして地元の特産品の中から日持ちがしてそのまま食べられる物をできるだけ送るようにしています!」(49歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)

■毎年同じようなものになってしまう
・「毎年似通ったものになってしまうので、どう変化をつければ良いか悩みます」(39歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「商品の選択に悩む、結果として例年同じような商品になってしまう」(44歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「相手の好みを考えると毎年同じようなものになってしまうこと」(42歳男性/レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連/技能工・運輸・設備関連)
・「毎年同じような贈答品になってしまうので、今回はいつもと違った物を贈りたいと思いながら結局同じ感じになってしまうことで悩みます」(58歳女性/医療用機器・医療関連/専門サービス関連)

■誰に贈るべきか
・「どこまでの付き合いのレベルまで必要か」(46歳男性/医療用機器・医療関連/その他技術職)
・「どのくらいの範囲に贈ればいいか悩む」(29歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「贈る相手に悩んだ」(34歳男性/インターネット関連/クリエイティブ関連)

■いつまで続けるか
・「いつまで続ければいいのか難しい」(49歳男性/建設・土木/営業関連)
・「贈るのをやめるタイミング」(53歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「ずっと贈り続けているが、先方ももう送ってこなくていいと思っている気がする……でも止めるタイミングがない」(56歳男性/官公庁/公共サービス関連)

■金額について
・「贈る相手に見合った金額かどうか」(46歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「値段がバレバレではないか」(32歳男性/インターネット関連/営業関連)
・「毎年恒例とはいえ、家計的にしんどい」(51歳男性/専門店/営業関連)

■その他
・「ギフトは大体ありきたりのものばかりなので、もっと実用的なものがないかと思ってしまう」(49歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「送る人の嗜好(しこう)に合わせるか、送る人の家族に嗜好を合わせるか」(38歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「好みがあるのでこっそりと絶対に欲しくないものを聞き出すのに苦労する」(65歳男性/サービス/事務・企画・経営関連)
・「人によって品物を変えるかどうか」(46歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「もうやめたい」(58歳男性/専門店/営業関連)

■総評
今年、個人的にお歳暮を贈る予定が「ある」と答えた人は48.0%だった。贈る件数は「2人」が35.4%で最も多く、1人当たりの予算は「3,000円～4,999円」が5割超を占めた。

お歳暮の悩みとして多かったのは「何を贈ればいいか分からない」ということ。せっかくお歳暮、少しでも喜ばれるものを贈りたいところだが、相手の好みやライフスタイルが把握できず「迷惑にならないか」「喜んでもらえるだろうか……」と悩んでしまうそう。お酒を飲むか飲まないか、アレルギーがあるかといった事前の確認もしなければならず毎年苦労しているようだ。

「毎年似たようなものになってしまう」という悩みの声も聞こえた。他の物に変えようかと悩みながらも「結局同じ物になってしまう」とのこと。毎年同じ相手に贈るため、どうしてもマンネリ化してしまうのかもしれない。

他にも「他の人とかぶらないか」「遠方のいとこ2人に同じ物を送った方がよいのか」「入院していた人にはどういったお歳暮を贈るべきか」といった悩みが寄せられたが、なかには「もうやめたい」という声も。1年の感謝の気持ちを伝えるお歳暮だが、あなたはこの習慣をどう感じているだろうか。

調査時期: 2016年11月16日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女500名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません