サイバーエージェント・クラウドファンディングとみずほ銀行は12月9日、サイバーエージェント・クラウドファンディングの運営する、クラウドファンディングサービス「Makuake」に関するビジネスマッチングサービス契約を締結した。メガバンクとクラウドファンディングサービスが連携するのは国内初の取り組みだという。

「Makuake」とみずほ銀行の連携イメージ

Makuakeは、プロジェクトの実行者が資金を提供した支援者に対し、資金の提供額に応じてプロジェクトの成果物であるモノやサービス、体験を返す購入型クラウドファンディングサービス。プロジェクトの実行者は、資金調達をしながら、ファンの獲得、プロモーション、マーケティングを行うことができるという。

みずほ銀行はMakuakeを活用することで、幅広い顧客基盤を生かしてプロジェクトを発掘し、今後も全国各地の企業・事業主から世の中にない新製品や新サービスが誕生することを積極的に支援していく。

また、新規事業に取り組むスタートアップ企業や中小企業、新店舗の展開を考える飲食店など、クラウドファンディングを希望する顧客をMakuakeに紹介する。両社は、今後クラウドファンディングの活用をテーマとするセミナーを合同で行うなど、クラウドファンディングの啓蒙、促進する活動を協働して行う考えだ。