Q.職場の人からもらった年賀状がうれしかったことはありますか?

職場の人から年賀状が届いた。宛名をよく見たら名前の漢字が間違っている。悲しい……。今回は、マイナビニュース会員のうち男女305名に、職場の人からもらってうれしかった年賀状、ガッカリした年賀状について教えてもらった。

Q.職場の人からもらった年賀状がうれしかったことはありますか?

はい 46.2%
いいえ 53.8%

うれしかった年賀状

■うれしい一言が添えてあった
・「私がした仕事に対して感謝のコメントがあった」(39歳男性/化粧品・医薬品/その他技術職)
・「面倒をみていた後輩からで、感謝の言葉があった」(47歳男性/フードビジネス/販売・サービス関連)
・「クビになるだろうと思っていたのに『今年も頑張ろう』と書かれていたこと」(38歳男性/教育/公共サービス関連)
・「以前、会社勤めをしているとき、体調不良でしばらく休んでいたのですが励ましの年賀状をもらってうれしかった」(54歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「ありがちなイラストメインに一言『本年もよろしくお願いします』でしたが、差出人が厳しく接していた後輩だったので、辞める気はなさそうだなと安心しました」(53歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)

■家族の写真付き
・「ご家族の幸せそうな写真があったから」(48歳男性/専門店/販売・サービス関連)
・「かわいい子どもの写真だった」(31歳男性/教育/IT関連技術職)
・「家族の写真が毎年楽しそう」(44歳男性/食品/事務・企画・経営関連)
・「家族の写真を見ると、その子が大きくなったなぁとかいろいろ感じることがあるから」(53歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)

■凝った年賀状だった
・「手書きできれいな絵が描いてあったから」(46歳男性/教育/事務・企画・経営関連)
・「飛び出し風で凝っていた」(41歳女性/通信関連/事務・企画・経営関連)
・「版画刷の、とても凝った年賀状だったため」(44歳女性/その他/事務・企画・経営関連)
・「手の込んだ、創意工夫が施されたちょっと変わった年賀状を頂いたときにうれしくなりました」(43歳男性/コンピューター機器/IT関連技術職)

■もらえるだけでうれしい
・「内容どうこうではなくうれしい」(41歳男性/食品/販売・サービス関連)
・「もらえる時はいつでもうれしい、どんな内容でもね」(46歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「基本的にはいただけること自体がありがたいので、全ての年賀状に対してうれしいと思っています」(36歳男性/通信関連/事務・企画・経営関連)

■その他
・「結婚報告など」(28歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「前年の10月に定年退職された方から近況報告が載ったいたので」(52歳男性/総合商社/営業関連)
・「気に入っていた異性だった」(48歳男性/サービス/クリエイティブ関連)

Q.職場の人からもらった年賀状に「失礼だなあ」と思ったことはありますか?

はい 12.1%
いいえ 87.9%

「失礼だなあ」と思った年賀状

■手書きのコメントがない
・「写真のみ」(39歳男性/サービス/その他・専業主婦等)
・「印刷だけで文字がなかったこと、文字くらい書けよと思った」(28歳女性/繊維・アパレル/事務・企画・経営関連)
・「職場の後輩からの年賀状で、表も裏も全て印刷で自筆のコメントが全く入っていない時」(37歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)

■名前を間違えている
・「名前が間違っていた、洋一が陽一など」(26歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「名前の漢字を間違えていた」(53歳男性/その他/専門職関連)
・「名前を間違えていた」(33歳女性/精密機器/事務・企画・経営関連)

■失敗作だった
・「スタンプを押していたが失敗したようだった、職位が低いから失敗作を送られた気がした」(23歳女性/リース・レンタル/営業関連)
・「タメ口や修正液でなおした汚い年賀状だったから」(42歳男性/生命保険・損害保険/事務・企画・経営関連)
・「印刷がかすれていた。悪気はないんだろうけど確認すべきです」(21歳女性/官公庁/その他・専業主婦等)

■子どもの写真付き
・「子どもの写真を載せて、自慢してる様に見える」(50歳男性/インターネット関連/クリエイティブ関連)
・「子どもの写真ばっかり」(48歳男性/その他メーカー/技能工・運輸・設備関連)

■その他
・「個人名の名字+御中でハガキが来た、一般常識を疑った」(37歳女性/レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連/事務・企画・経営関連)
・「仲間の写真で私だけハブられていることです」(28歳女性/農林・水産/営業関連)
・「『あなたは今年●●才になりますね~』とデカデカと記載されていたのでムカついた」(31歳女性/銀行/事務・企画・経営関連)
・「自分の親が昨年中に亡くなっているのに、信じられないくらいに明るいデザインの『謹賀新年』と書かれた年賀状を恥ずかしくもなく送ってきました……家族全員でこんな常識のない人間がいることに驚きました!」(49歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)

■総評
職場の人からもらった年賀状で、「うれしかったことがある」と答えた人は46.2%。「失礼だなあ」と思った経験がある人は12.1%だった。

失礼だと感じた年賀状には、「手書きのコメントが何もない」「名前の漢字間違い」「書き損じ」といったものが挙げられた。こうした年賀状は心がこもっていない、適当に済まされていると感じてしまうのかもしれない。さらに、「子どもの写真付き年賀状」を挙げた人も。SNSでも物議を醸す子どもの写真だが、「幸せ自慢」と受け取り不快に感じる人もいるようだ。

一方、もらってうれしい年賀状には「手描きイラストの年賀状」や「手書きコメント付きの年賀状」などが挙げられた。丁寧に書かれた年賀状は時間がかかる分、真心や温かみが伝わりやすいのかもしれない。「普段褒めない人から褒め言葉をいただいた」「意外な人から意外な高評価を受けた」「気が合わない人が、今年もよろしくお願いしますと書いてくれて非常にうれしかった」といったコメントも寄せられていたが、普段は言えないような一言が添えてあると意外性もあってうれしく感じるようだ。

また、「失礼だ」という声が挙がっていた「子どもの写真付き年賀状」にも、「かわいい」「成長が分かる」「ほのぼのする」といった好意的な声が多数寄せられた。受け取り手によって感じ方は大きく異なるのかもしれない。

もらってうれしい年賀状、ガッカリする年賀状の特徴がよく分かった今回のアンケート。年賀状準備の真っただ中という人も多いと思うが、素敵な年賀状となるよう参考にしてほしい。

調査時期: 2016年11月28日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女305名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません