マツダは12月8日、自動車の外装意匠部品として使用可能なバイオエンジニアリングプラスチック(バイオエンプラ)を「マツダ ロードスター RF」の外装部品に採用するとを発表した。

マツダ ロードスター RF

パイオエンプラはマツダと三菱化学が共同開発したもので、植物由来原料使用による石油資源の使用量削減やCO2排出量の抑制、無塗装によるVOCの削減により、環境負荷の低減に貢献するとともに、従来材料の塗装が施された部品を超える質感(深みのある色合い、鏡面のような平滑感)を材料着色で実現するなど、高い意匠性を持つ自動車外装部品としても使用できる。

同材料は、2015年に「ロードスター」の内装意匠部品にマツダ車として初めて採用して以来、これまでに「CX-9」や「アクセラ」、「デミオ」にも採用。今後、「ロードスター RF」以降の車種の内装および外装意匠部品として順次、採用していく予定だ。