クマガイ電工は、防寒用品シリーズ「ぬくさに首ったけ」の新製品として、充電式ヒーターをいくつかのポイントに内蔵した「あったかベンチコート(S2D-01)」を発売した。スポーツカジュアルメーカー「ダンロップ・モータースポーツ」とのコラボ製品となる。価格は税込29,800円。

あったかベンチコート(S2D-01)

ベンチコートには珍しいチェック柄(ブラックウォッチ)を採用。首後部と背中から腰に掛けてヒーターを内蔵し、ほぼ全身を温める。専用の充電式リチウムイオンバッテリーを内ポケットのケーブルに接続し、胸元のダンロップロゴ(光るヒートスイッチ)を押せば、ヒーターが通電される。バッテリー容量は2,600mAhで、通常約500回の充電サイクル。充電時間は約2.5時間だ。バッテリーを外せば、ベンチコートを手洗いできる。

ヒーターの強さは、強・中・弱と3段階の設定が可能。発熱時間の目安は強が約3時間、中が約4.5時間、弱は約7時間。ヒーター部にはマイクロカーボンファイバーを採用しており、効率よく遠赤外線を放出する。

ベンチコートの表地には撥水加工を施し、身頃と袖の裏地には、東レ製の静電防止素材を採用。背中部分にはトリコット生地を使用し、着用時のひんやり感を減らし、静電防止加工によって静電気の嫌なパチパチを抑える。このほか、左右のポケット、右胸元表面と左胸元に内ポケットと、合計5個のポケットを配置。充電バッテリー専用ポケットも設けている。

サイズはS、M、L、LL。付属品は、充電式バッテリー(W39×D70×H21mm、約100g)、充電アダプター、専用の収納バッグなど。