北大阪急行電鉄は5日、千里中央駅・桃山台駅・緑地公園駅へ可動式ホーム柵の設置を発表した。3駅とも2017年から工事に着手し、千里中央駅は9月竣工を予定している。

北大阪急行電鉄の新型車両9000形

可動式ホーム柵の設置イメージ(千里中央駅1番線ホーム)

同社が設置する可動式ホーム柵は腰高タイプで、固定部ホーム床面からの高さは約1,320mm、開口部の幅は2,600mm。島式ホームの千里中央駅・桃山台駅、相対式ホームの緑地公園駅ともに1番線・2番線ホームに可動式ホームドアが設置され、他の駅に先駆けて来年1月から千里中央駅で工事に着手する。千里中央駅の竣工予定は2017年9月末。桃山台駅・緑地公園駅は2017年6月の工事着手、2018年3月末の竣工を予定している。

北大阪急行電鉄はこれまでにも、ホーム上における事故防止対策として、ホーム非常通報装置やホーム監視カメラを設置するなど安全確保に努めてきた。可動式ホーム柵は「今般、当社線をより安全に、安心してご利用いただくため」設置するとのこと。なお、北大阪急行電鉄と相互直通運転を行う大阪市営地下鉄御堂筋線では、これまでに天王寺駅・心斎橋駅で可動式ホーム柵が設置されている。