「ジャンボジェットの父-ジョー・サッター追悼展-」

航空科学博物館(千葉県山武郡)は12月25日まで、小企画展「ジャンボジェットの父-ジョー・サッター追悼展-」を実施している。同企画展では、2016年8月30日に逝去したボーイングのエンジニアで"ボーイング747の父"とも称される、ジョー・サッター氏の歩みを26枚のパネルを用いて紹介。サッター氏が設計した747など22体の模型もあわせて展示されている。

同博物館は成田空港隣接地したところにあり、日本で最初の航空科学博物館として平成元年(1989)に開館した。屋外展示場には日本製のYS-11の試作1号機を初めとして10機以上の飛行機を展示しており、展示の他にもライブラリーや、成田空港を一望できる展望レストラン等も設置している。同館の入場料は大人500円、中高生300円、こども(4歳以上)200円。

なお、施設内には「747セクション41」があり、機内有料ガイドツアーも実施している。約20分のガイドツアーでは専門家が機体の構造や仕組みについて解説し、コクピットでの撮影もできる。ツアー参加は6人までで、当日に受付窓口で申し込みが可能。参加費用はひとり500円で、4歳以上が対象となる(4歳以上小学校4年生未満は保護者の同伴が必要)。