アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が、映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(2017年秋公開)の主演を務めることが3日、わかった。

西田敏行

原作は東野圭吾によるベストセラー作品で、全世界で累計500万部を突破、中国での映画化も決定している。かつて人々から悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」にたどり着いた青年・敦也(山田)と幼馴染の3人は、1980年とつながった郵便受けを通じて、昭和の人々の悩み相談に対し返事を書くことになる。ナミヤ雑貨店の店主・浪矢雄治を西田敏行が演じる。

今回山田が演じるのは、少年時代を養護施設で過ごし、幼馴染の翔太・幸平と悪事を働くという、現代で迷いながら生きる孤独な青年。対して西田は「古き良き日本にいた、人情味溢れる老人」とKADOKAWAプロデューサーは語る。2人が別々の時代に生きながら、手紙のやり取りでつながっていく関係が描かれる。

山田は「時空を超えて手紙を送り合うという、ありえないような話ではありますが、すごく真実味を帯びていて、リアルな部分とそうじゃない部分において気持ちの作り方が難しそうだなと思うと同時に、やりがいを感じています」と、役者としての意気込みを語る。初共演となる西田について「共演できることはものすごく光栄なことですし、足を引っ張らないように頑張りつつ、吸収できるものは吸収していきたいです」と尊敬の念を表した。

一方の西田は「山田涼介君は才ある俳優の一人。特に今回の役は彼にぴったりだと思います」と山田を賞賛。『余命1カ月の花嫁』『PとJK』の廣木隆一監督がメガホンを取るが、「そんな山田君と私を、泣かせ名人という印象のある廣木監督がうまく料理してくださると思うので、今から仕上がりがとても楽しみです」と期待を寄せた。そして「俳優としてのこれまでの自分のキャリアをぶつけて演じたいと感じています」と、気合いを見せた。

原作者である東野は「この物語の構造は複雑で、いくつかのエピソードが時間と空間を隔てて絡み合っています」と説明し「映像化は難しいのではないか、というのが本音です」と心情を吐露する。しかし「あの不思議な出来事は、あの登場人物たちは、そして彼等の”悩み”はどう描かれるのか、今からとても楽しみです」と映画へのエールを送った。

山田涼介コメント
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は時空を超えて手紙を送り合うという、ありえないような話ではありますが、すごく真実味を帯びていて、リアルな部分とそうじゃない部分において気持ちの作り方が難しそうだなと思うと同時に、やりがいを感じています。
特に、今回初めてご一緒させていただく西田敏行さんは第一線を走り続けている尊敬する大先輩なので、共演できることはものすごく光栄なことですし、足を引っ張らないように頑張りつつ、吸収できるものは吸収していきたいです。
この作品は一人ひとりの心情……悩み、苦しみ、喜びなど喜怒哀楽を表した映画になると思うので、観客のみなさんには、ぜひ振り回されてほしいです。

(C)2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会