毎週日曜朝9時00分からフジテレビ系列にて放映中のTVアニメ『ドラゴンボール超』。2016年12月4日(日)に放送される第69話にふたたびアラレちゃんが登場することが明らかにされているが、ここでは、悟空役の野沢雅子 VS アラレ役の小山茉美による超スペシャル対談<後編>を紹介しよう。

●悟空とアラレが初めてバトルする大迫力!?の対決シーン

野沢 : 悟空としての感想は…アラレちゃんも敵じゃないから、バトルしていても、楽しんでやっていたと思いますね。

小山 : アラレもそうですね。悟空君と遊んでもらうっていう感覚ですよね。それがまた素敵なんです!

野沢 : でも、その中でベジータだけ真面目っていうか…ベジータだけ入り込めないんですよねぇ。プライドが高いから。悟空はもう、すぐにお友だちになって、アラレちゃんと遊ぶ感じで入れますもんね。

小山 : アラレちゃんは「うっほほーい」って遊んでいる感じが楽しくて(笑)。

野沢 : ベジータもね、本当は入ってきたいんだけどプライドが許さなくてねぇ、バカですねぇもう(笑)。

小山 : 私は、久々にいっぱいセリフがあって、大変でした(笑)。「つんつくつーん」も久々にやりましたねぇ。

野沢 : アラレちゃん、すごくかわいかったですよ。悟空もねぇ、いつもの悟空とちょっと違っていましたね。戦闘ムードの悟空じゃないんですよ。ちょっとかわいい、アラレちゃんとお友だち! っていう感じでした。

●シリアスからコミカルまで、孫悟空はどこにでも!

――『ドラゴンボールZ』でも小山さんはランチ役で登場していましたが、最近ですと、1回だけ『ドラゴンボール超』でアラレちゃんが登場していたんですよね

小山 : その回も、収録でご一緒しました!マコさんがね、その時は一人で何役もやってらっしゃっていて…(笑)。すっごい現場だなって思いました。

野沢 : 悟空と、悟飯に悟天にって、3役ですね(笑)。でも、今回の対決(69話)は悟空だけねって、プロデューサーに言ってもらいましたよ(笑)。最近はゴクウブラックで、一役増えちゃったんですよ。

小山 : すごいですよねぇ…!

野沢 : "未来"トランクス編は、シリアスなシリーズだったけど、明るいときもあれば、シリアスなときもある、『ドラゴンボール』って、途中でガラッと雰囲気が変わるじゃないですか、ポンポン変わるところが、私は魅力だなぁって思うんですよ。「あそこにこんな問題がある」っていうと、悟空がすぐに飛んでいくからかもしれないですね。「フリーザがいる」となれば、悟空は宇宙までいっちゃいますし。

――"未来"トランクス編では悪役・ザマスと闘うために、悟空は未来まで行きましたね

野沢 : なかなかいないですよ~! あんな悪い人! 全宇宙の人類を滅ぼそうとするんです。ザマスは三木(眞一郎)さんが演じているのだけど、私、悟空になり切っちゃうから「三木、なんて悪い事をしてるの!?」ってスタジオで思わず言っちゃったんですけど…「マコさん、これは役ですから…」っていわれちゃって(笑)。

小山 : あら~っ!(笑)

野沢 : でも安心です。悟空がいますから。

小山 : ピンチの時はアラレも助けに行きますよ!

野沢 : そうですよねぇ。悟空は誰とでもお友だちになれますし。ランチさんとだって、お友だちになれましたから。

小山 : そういえば… ランチはどこにいっちゃったんでしょうねぇ(笑)。

※ランチ…「ドラゴンボール」に出てくるキャラクター。小山茉美が声を務める。

●悟空もアラレちゃんも成長!?

小山 : アラレちゃんも振り返ると、最初は中学1年生の13歳だったんです。

野沢 : えぇ~~! そうなんですか!?

小山 : そう。もっとお姉ちゃんだったはずなんですよ。それがどんどん縦に縮んでいって…今や3頭身のお子様みたいになっちゃって。最初はもっと、ちゃんと喋っていたはずなんです。

野沢 : 逆に悟空は成長したっていうか。お仕事もしていて。

小山 : 今回アルバイトやってましたもんね(笑)。

野沢 : でもダメでねぇ。バイトやったって。そこも楽しんで見守ってあげてください(笑)。

小山 : 『Dr.スランプ』のレギュラーキャラもたくさん出てきてくれて。ほんとに懐かしかったんです。特に、オープニングの主題歌が流れるって、台本に書いてあって、それがとっても嬉しかったなぁ~。ほんとに今回のコラボ回は見どころ満載で、幸せです!

ガードマンのアルバイトのためスーツの悟空と、ブルマの付き添いのベジータ

■第69話「悟空VSアラレ!ハチャメチャバトルで地球が終わる!?」あらすじ
最も優れた発明品を決める「世界発明品アワード」が催されることになった。会場にはブルマら多くの科学者をはじめ、ガードマンのバイトをすることになった悟空もいた。多くのTVカメラやレポーターが見守る中、司会のミスターサタンが最優秀賞を発表する。なんと選ばれたのはペンギン村の則巻千兵衛博士であった。千兵衛博士が発明品を披露している最中、ドクターマシリトが乱入してくる。マシリトは自分が招待されなかったことに憤慨し、式典を妨害しに現れたのだ。そして、なぜかマシリトのそばにはアラレとガッちゃん達がいて…。
(脚本:キング・リュウ、絵コンテ:佐藤雅教、演出:広嶋秀樹、作画監督:梨澤孝司/眞部周一郎)

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