ソニーは11月30日、3D映像の表示に対応した医療用4K液晶モニタ「LMD-X550MT」(55型)、「LMD-X310MT」(31型)を発表した。

同製品は、4Kの放送規格であるITU-R BT.2020信号に対応。従来のハイビジョン映像と比べて色域の表現領域も広がっている。また、3D信号の表示に対応しており、HD/3D映像を表示する場合、従来機に比べて最大4倍の解像度で再現できるという。

3D信号はさまざまな伝送方式に対応し、SDI(3G対応)、DVI、HDMIの各種端子を装備しているため、幅広い3D出力機器と接続することが可能。3D映像の全画面表示に加えて、複数の表示パターンでの3D映像の表示もできる。

なお、長時間使用しても疲れにくいデザインの3Dアイシールドキット「CFV-E30SK」(フレーム1本とアイシールド3枚のキット)が同梱される。販売開始は2017年1月10日を予定しているほか、オープン価格での提供を予定しているという。

3D対応4K液晶モニター (左)31型「LMD-X310MT」、(中央)55型「LMD-X550MT」、(右)付属の3Dアイシールドキット