ダイハツ工業(ダイハツ)は11月30日、独自の衝突回避支援システム「スマートアシスト」を改良した「スマートアシストIII」を開発し、同システムを搭載した軽乗用車「タント」および軽福祉車両「タント スローパー」「タント ウェルカムシート」を同日より発売すると発表した。

スマートアシストIIIは、世界最小クラスの小型ステレオカメラを採用し、衝突回避支援ブレーキ機能が歩行者にも対応、作動速度域の拡大を実現したことで、安全性がさらに向上した。ステレオカメラを小型化したことで、将来的にはタントのようなモアスペース系のみならず、より小型な軽自動車での搭載が可能となる。

また、同社初のオートハイビームも搭載し、夜間の安心・安全性能を強化するなど、機能の充実を図った一方で価格は据え置きとした。

スマートアシストIIIを搭載した「タント」

左右カメラ間隔80mmの小型ステレオカメラ