独TeamViewerは30日、リモートデスクトップソフトウェア「TeamViewer 12」の正式版をリリースした。iOSやAndroid、Windows 10 Mobile端末など、モバイル間のスクリーンシェアに対応している。商用以外で利用する場合は無料。

TeamViewer 12

TeamViewerは、PCやタブレット、スマートフォンなどのスクリーンを共有し、遠隔操作できるソフト。「TeamViewer 12」正式版では、新たにAndroid、iOS、Windows Phoneなど、モバイル間のリモートコントロールおよびスクリーンシェアリング機能を搭載。Wndows 10 Mobile側には、専用のサポートアプリ「QuickSupport」をインストールする必要がある。

モバイル端末間での画面共有が可能に

また、ファイル転送速度も200MB/秒に高速化。最大60fpsのフレームレートにも対応し、動画再生時などでの画面共有もスムーズになった。

動画編集時のサポートなどにも対応

また、全接続をTeamViewer Management Consoleを通じ確認することで、管理者は誰がどのデバイスに接続したのか、どのポリシーがデバイスに適用されたのかを把握可能となった。相手の画面上にメッセージを残せる付箋機能や、管理端末の情報にアクセスしたり状況を確認できたりするダッシュボード機能も追加されている。

対応OSは、Windows、Mac、Linux、Android、iOS、Chrome(Chrome Web Storeからダウンロード)、Windows 10 Mobile(QuickSupportアプリ)、BlackBerry。