SELTECHは11月28日(米国時間)、米Sequitur LabsとIoT機器向けセキュリティニーズに対応することを目的としたパートナーシップを締結したと発表した。

同パートナーシップにより、SequiturはCortex-A搭載IoTデバイス向けに提供している、Global Platformが標準化したTEE(Trusted Execution Environment)のプラットフォーム「CoreTEE」に、SELTECHの組込機器/IoTデバイス向けハイパーバイザー「FOXvisor」を統合することが可能となる。

CoreTEEでは、National SemiconductorのQorIQやi.MX6/i.MX7などをはじめとするARM Cortex-AプラットフォームでTrustZoneをサポート済みで、今回の取り組みでも、i.MX6(自動車エンターテイメント向けクアッドコアSABREプラットフォーム含む)や他のi.MXプラットフォームがサポートされることになるという。

なお両社は、これらの製品ソリューションの市場開発事業とカスタムソリューション開発分野でも協業する予定としているほか、Sequiturは、日本のIoTセキュリティ標準化団体の活動にも参加する予定だとしている。