「AcroSign」(アクロサイン)のロゴマーク

パナソニック システムネットワークス、システムソリューションズジャパンカンパニーは、コンテンツ提供から設計、運用・配信、保守サポートからコンサルティングまでオール・パナソニックのトータルデジタルサイネージソリューションブランド「AcroSign」(アクロサイン)を発表した。2017年1月よりの発売を予定している。

2020年の東京五輪や訪日外国人の増加など、インバウンドの需要が高まる中、「AcroSign」は、英語で"高い""頂点の""先端の"を表しており、~あなたの“届けたい”は「画面」から「空間」へ」をコンセプトに掲げ、「多様なコンテンツ」を「最適なシステム」で「豊富なデバイス」へ発信する。

「AcroSign」では、大型スタジアムのような大規模なデジタルサイネージから、各種店舗や映画館、飲食店のような商業施設、ホテルや家庭用テレビやスマートフォンなどのパーソナルサイネージまで幅広いデバイスをカバー。コンテンツには防災や交通、観光や広告、POSに地図といった業界の様々な基幹システムとの連動、スタジオを用いたオリジナルの制作までユーザーのニーズに応じた多様なコンテンツの提供から、クラウド・オンプレミス、双方の混在環境までフレキシブルな配信システム、屋内外サイネージに4Kディスプレイから家庭用テレビまで豊富なデバイスやパナソニックグループの特徴あるソリューションと連携した形でオリジナリティの高いデジタルサイネージシステムも構築できる。

「AcroSign」の特長

「AcroSign」のシステムやデバイスの概要

「AcroSign」のコンテンツや配信運用の概要

「AcroSign」公式サイト

公式サイトには、クラウドやオンプレミス、USBメモリで制御するスタンドアローン形式や緊急・災害情報のコントローラを介したテレビ画面へのプッシュ表示などのシステム概要、無線LAN対応コントローラーや4K対応コントローラーからフラットパネルディスプレイ、光(LED光源)で情報のやりとりを行えるソリューション「LinkRay」を使った"明かり(ライト)"からの情報伝達などパナソニックグループの技術が連携するデジタルサイネージの様子が掲載されている。

同社では、今後もパナソニックの持つ映像・音響などの技術を掛け合わせた「空間演出」をさらに強化し、人々に驚きと感動をお届けする新たなデジタルサイネージソリューションの実現にむけて事業を拡大していきたい、としている。