富士通は11月28日、患者の通院を支援する医療機関向けソリューション「FUJITSU ヘルスケアソリューション HOPE LifeMark-コンシェルジュ(HOPE LifeMark-コンシェルジュ)」の販売を同日より開始すると発表した。

現在、多くの病院では受付機前の行列や診察までの待ち時間など、多くの外来患者が持つ不満を解決し、満足度向上につなげる対策が求められている。

同社が開発したソリューションは、患者のスマートフォンに、電子カルテシステムの通院に関する各種情報と連携するアプリケーションをインストールすることで、予約や診察順番などの情報の確認を可能とする。また、病院の各所にビーコンを配置することで近くにいる患者を検知し、場所ごとに適した情報連携や情報提供を行える。

価格(税別)は600万円からで、現在のところ電子カルテシステムは「FUJITSU ヘルスケアソリューション HOPE EGMAIN-GX」が連携対象。今後、HOPE EGMAIN-LXを2016年度に、 HOPE LifeMark-HXとHOPE CloudChartは2017年度に連携する予定となっている。

スマートフォンの画面イメージ