ダイヤモンドメディアは11月22日、不動産業界向けリーシングマネジメントシステム「Centrl LMS」を正式公開した。2015年11月より一部の取引先限定で提供してきたが、今回提供範囲を拡大し、全ての不動産管理会社で利用可能となる。

Centrl LMS

Centrl LMSは、管理会社の募集業務を可視化し、分析・効率化できるリーシングマネジメントシステム。今まで可視化することが難しかった不動産管理会社の「募集業務」を可視化しプロセス改善を可能にする。

利用により、物件データなどの賃料履歴、反響データなどの営業履歴、競合物件などの市場データを自動で収集し、管理会社ごとに集約・分析したデータをダッシュボードから閲覧できる。また、レポーティング機能を携えており、オーナー向けのレポートが容易な操作でダウンロードできたり、営業記録などを確認できるなど、管理会社の担当者様の負担を削減する機能が搭載されている。

これにより、今まで担当者の感覚に頼って決められていた賃料設定や仲介業者評価に数値的な根拠が付加できるほか、募集成果が全社単位・物件単位で可視化できるようになるという。

価格は、募集空室数・利用人数に応じた従量課金制となり、初期費用50万円、1物件あたり月額100円から利用できる(すべて税別)。