ヤフー(Yahoo! JAPAN)は11月22日、「理解が広がっていない社会課題」や「その解決に取り組むNPOなどの団体の活動」を「Yahoo!ニュース」の信頼性を基盤にしたブランディング記事広告「Yahoo!ニュース スポンサードコンテンツ」で制作し、最適なユーザーに記事を届けるソリューション「Yahoo!コンテンツディスカバリー」を活用してユーザーに訴求する社会課題解決のための取り組みを開始した。

Yahoo! JAPANでは、これまでにもネット上でボランティアを募集できる「Yahoo!ボランティア」や、寄付を募ることができる「Yahoo!ネット募金」などのサービスを通じ、Yahoo! JAPANの活動が直接及ばない多様な社会課題の解決のために活動するNPOなどの団体の支援を行ってきた。

しかし、支援する団体の中には、活動内容やその背景にある社会課題に対する認知・理解が広がっていない場合も多く、募金やボランティアなどの支援も集まりにくいという課題があったという。

今回の取り組みでは、理解が広がっていない社会課題や、解決に取り組むNPO等の団体の活動をYahoo!ニュース スポンサードコンテンツにより、記事形式で伝えるとともに、Yahoo!コンテンツディスカバリーを活用し、関心が高いと想定されるユーザーに情報を届け、社会課題への理解促進を目指す。

また、記事内にはYahoo!ネット募金、Yahoo!ボランティアへの誘導を設け、記事を閲覧して興味を持ったユーザーへ寄付やボランティア活動への参加などの行動につなげる機会を提供する。

今回のプログラムの対象は、Yahoo!ネット募金に参画しているNPOなどの団体から、公益性や社会課題の大きさ等を鑑みてYahoo! JAPANが審査し、選定した団体となる。今後、月1件程度を目安にYahoo!ニュース スポンサードコンテンツで記事を公開し、Yahoo!コンテンツディスカバリーなどを通じて人々に情報を届けていくという。