東芝エルイートレーディングは、CDラジオカセットレコーダーの新製品として、「TY-CDK9」を12月上旬から、「TY-CDX9」を12月中旬から発売する。価格はオープンで、推定市場価格はTY-CDX9が1万3000円前後、TY-CDK9が1万1000円前後だ。

上位モデルのTY-CDX9と、付属のリモコン

上位モデルのTY-CDX9は、カセットテープ、CD、AM/ワイドFMラジオ、携帯音楽端末などの外部音源から、SDカードやUSBメモリーへMP3形式で録音できるのが特長だ。本体色はサテンゴールド。

CD、SDカード、USBメモリーの再生中に停止して電源を切った場合でも、電源を入れると停止した箇所から再生を始める「レジューム再生」を備える。そのほか、ハイポジションテープを最適な音質で再生する「テープセレクト」、楽曲の歌声を小さくしてカラオケが楽しめる「ボーカルダウン」といった機能を持つ。

スピーカーは8cmコーン型×2、実用最大出力は3.0W+3.0W。音声入出力は、ヘッドホン出力、マイク入力、ライン入力(3.5mmステレオミニジャック)。電源は家庭用AC100Vのほか、単2形乾電池×6本でも動作する。本体サイズはW316×H130×D215mm、重量は約2.2kg。リモコンが付属する。

もう一方のTY-CDK9は、SDカード、USBメモリーへの録音に非対応。そのほかの主な仕様はTY-CDX9とほぼ共通。本体色はシルバーとホワイトの2色。

TY-CDK9(シルバー)と付属リモコン

TY-CDK9(ホワイト)と付属リモコン