"鉄腕アトム"始まりの物語を新解釈で描く『アトム ザ・ビギニング』がTVアニメとなって、2017年春、NHK総合テレビで放送されることが決定した。

手塚治虫氏が描いた永遠のヒーロー・鉄腕アトム。その誕生までの物語を、『機動警察パトレイバー』のゆうきまさみ氏と『RIDEBACK』のカサハラテツロー氏がタッグを組み、まったく新しい構想でコミック化された本作が、ついにTVアニメーションとして始動する。

■『アトム ザ・ビギニング』ストーリー概要
これは、まだ誰も知らない"鉄腕アトム"誕生までの物語(エピソードゼロ)。
大災害後の日本に、未来を夢見るふたりの天才がいた。ひとりは天馬午太郎。もうひとりはお茶の水博志。天馬はその手で「神」を作り出すことを、お茶の水はその手で「友」を作り出すことを夢見て、日夜ロボット研究に明け暮れていた。そしてふたりの友情が生み出した1体のロボット、A106(エーテンシックス)。A106は果たして「神」となるのか「友」となるのか。若き天才コンビは、来るべき未来を垣間見る――。

アニメ化にあたっては、『踊る大捜査線』『PSYCHO-PASS サイコパス』の本広克行氏が総監督、『モーレツ宇宙海賊』の佐藤竜雄氏が監督を務め、『BLOOD+』の藤咲淳一氏がシリーズ構成を担当。キャラクターデザインを吉松孝博氏、アニメーション制作をOLM×Production I.G×SIGNAL.MDが担当する。

■TVアニメ『アトム ザ・ビギニング』おもなスタッフ
原案:手塚治虫 / プロジェクト企画協力・監修:手塚眞 / コンセプトワークス:ゆうきまさみ / 漫画:カサハラテツロー(「月刊ヒーローズ」連載) / 協力:手塚プロダクション / 総監督:本広克行 / 監督:佐藤竜雄 / シリーズ構成:藤咲淳一 / キャラクターデザイン:吉松孝博 / メカデザイン:常木志伸、石本剛啓、宮崎真一 / プロップデザイン:めばち、今橋明日菜、吉田大洋 / 総作画監督:伊藤秀樹 / 色彩設計:田中美穂 / 美術:加藤浩 / 3DCG監督:菅野高明 / モニターグラフィックス:青木隆 / 特殊効果:村上正博 / 撮影監督:佐藤哲平 / 編集:本田優規 / 音響監督:岩浪美和 / 音楽:朝倉紀行 / アニメーション制作:OLM×Production I.G×SIGNAL.MD

そして、若き天才科学者「天馬午太郎」と「お茶の水博志」、そして「A106(エーテンシックス)」が登場するティザーPVが公開された。

「アトム ザ・ビギニング」PV


TVアニメ『アトム ザ・ビギニング』がロボコンとコラボ

TVアニメ『アトム ザ・ビギニング』が「ロボコン」とコラボ! 11月20日(日)に開催される高専ロボコン(アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2016)全国大会会場の国技館にて、ティザーPVと合わせて、2017年に30年目を迎える「ロボコン」を応援するコラボムービーが上映された。映像では、次世代の人工知能を搭載したロボット「A106(エーテンシックス)」を「ROBOCON 30thロゴ」を制作。コラボムービーは、NHKどーがステーションをチェックしてほしい。

TVアニメ『アトム ザ・ビギニング』は、2017年春、NHK総合テレビにて放送予定。各詳細はアニメ公式サイトにて。

(C)手塚プロダクション・ゆうきまさみ・カサハラテツロー・HERO'S/アトム ザ・ビギニング製作委員会