MMD研究所は11月17日、「スマートフォンの業務利用動向調査」の結果を発表した。同調査は11月2日~3日、スマートフォンを所有する20~49歳のビジネスパーソン1,108名を対象に、インターネット調査で行われた。

「現在の勤務先(パート・アルバイトを含む)からスマートフォン端末を支給されているか」を聞いたところ、85.3%が「スマートフォン端末を支給されていない」、14.7%が「スマートフォン端末を支給されている」と回答した。

勤務先から支給されているスマートフォンのOSは69.9%が「iOS」、30.1%が「Android」となった。

「支給されているスマートフォンで業務利用しているサービス・アプリ」を聞くと、1位は「電話」(82.8%)だった。次いで2位は「メール/SMS」(78.5%)、3位は「LINE」(48.5%)。以降、「スケジュール」(42.3%)、「Facebook」(27.6%)と続いた。

「支給されているスマートフォンで業務利用しているサービス・アプリ」

「自身の私物スマートフォンを業務に利用しているか」を聞くと、43.6%で「利用していない」が最多に。次いで、「時々利用している」(31.6%)、「よく利用している」(24.8%)となった。

私物スマートフォンを業務利用している人を対象に、「私物のスマートフォンを業務利用する上で、どのくらいの頻度で次のサービス、アプリを利用しているか」を質問した。「毎日利用している」の割合をみると、1位は「LINE」(22.5%)だった。次いで、2位は「メール/SMS」(22.3%)、3位は「電話」(21.4%)。以降、「スケジュール」(18.0%)、「Facebook」(7.3%)となった。

「私物スマートフォンを業務で利用しているサービス・アプリの利用頻度」

「私物のスマートフォンを業務に利用することに関して感じる不安や心配事」を聞くと、最多は「メールやチャットの誤送信」(32.8%)だった。次いで「誤操作で電話をかけてしまう」(28.5%)、「勤務先にプライベート情報が漏えいすること」(28.0%)。以降、「会社の機密情報の漏えい」(25.9%)、「破損や紛失」(24.8%)と続いた。

「私物スマートフォンを業務に利用することに関して感じる不安や心配事」