FIRST AIRLINESは12月8日、東京・西池袋にファーストクラスなどをモチーフにしたエンタテイメント施設「FIRST AIRLINES」をオープン。搭乗クルーによる接客や一流シェフによる料理などで、ニューヨーク、パリ、ローマへの海外旅を疑似体験できる空間となっている。

VRを交えたフライト&海外旅行体験(イメージ)

まず、FIRST AIRLINESのフライトチケットを購入して搭乗予約し、スマホやPCで参加者専用トークラウンジを利用。当日は搭乗10分前に集合し、出国手続きや搭乗手続きを行う。約100分間のフライト(機内食・ウェルカムドリンク・ドリンク2杯・食後のドリンク付き)の間、ミニラウンジでの自由歓談もできる。予約は4日前までで、トークラウンジを通じて搭乗クルーや参加者との事前交流ができる。なお、パスポートは不要となる。

リアルなフライト体験が都内で楽しめる(イメージ)

搭乗前から海外旅行気分を楽しめるよう、予約後は搭乗クルーとのチャット機能をはじめ、乗客同士のトークスレッドが開始される。自己紹介などの交流を促しながら、パーソナルな情報を飲食やサービスに反映させることで、より質の高い体験を提供していく。

会場には約80平米の空間に、客席やミニラウンジ、ギャレー、トイレ等を設置。席数は12席で、エアバス310とエアバス340にて実際に使われていた客席を使用する。ファーストクラス(8席)やビジネスクラス(4席)を備え、機内を再現した内装などで機内空間を演出する。

CA予備軍である搭乗クルーが接客

会場では、元CAたちから直接訓練された将来のCA予備軍である搭乗クルーの接客や、航空のリアルな体験を追求したおもてなしを行う。アナウンススピーチや機内販売、デモ・ギャレーでの料理サーブ・ドリンク提供など、機内のサービスがそのまま実演される。

"5感で味わう海外旅行のエンタテインメント体験"として、一流シェフによる就航都市の特色を再現した地元グルメの他、臨場感あふれるVR(バーチャル・リアリティ)を使い、地上にいながら上空8,000mの世界や就航都市を映像体験できる。さらに、就航先の街並みや異国情緒あふれる音楽、乗客同士・各国現地の人々との"人と人をつなぐ"リアルな観光中継など、約100分間の疑似フライトで海外旅行の気分が楽しめる空間となっている。また、ミニラウンジでの交流も可能。

実機で使われた客席を使用

フランス担当の寺脇加恵シェフ

FIRST AIRLINESの場所は東京都豊島区西池袋3目31-5 8Fで、12月8日20:00にオープン(当日は1便のみ)。予約は11月15日より開始し、先着順で締め切りとなる。日程は平日は2便(夜のみ)、土日曜日・祝日は3便(夕方/夜)。1回12人限定の完全予約制で、4日前までに予約が必要となる。フライト時間は約100分間(フライト体験とラウンジ利用)で、就航先としてニューヨーク、パリ、ローマをイメージしている。

料金はビジネスクラスが税別6,200円(4席)、ファーストクラスが税別6,600円(8席)。なお現在、オープン記念として正規価格より400円オフになるキャンペーンを実施している(期間未定)。