米Googleは11月14日(現地時間)、音楽ストリーミングサービス「Google Play Music」(Android/iOS/Web)のリニューアルを発表した。機械学習技術を用いてユーザーを学習し、ロケーションやアクティビティ、天気など様々な条件からパーソナライズしたプレイリストを提供する。同サービスを提供する62カ国において、今週にロールアウトされる予定だ。

新しい音楽のパーソナライズはオプトイン方式でユーザーが承諾した場合のみ提供される。学習が進むと、自宅でリラックスしている時間帯、散歩中、通勤、機上、新しい街など、ユーザーの様々な状態を認識するようになる。たとえば、ジムに行ったらワークアウト向けのプレイリスト、日没時には落ち着いたサウンドトラック、図書館では集中を促す音楽というようにプレイリストのおすすめが動的に変化する。ユーザーがよく聴くアーティストの最新リリースなど、ユーザーの好みや関心も反映される。こうしたプレイリストにすばやくアクセスできるように、デザインも音楽のパーソナライズを中心としたレイアウトに改められた。

「最新リリースからのおすすめ」「ストレスのない空の旅」「ワークアウト用のRock & Run」など、場所や時間、アクティビティに合わせておすすめのプレイリストが変化

パーソナライズは有料サービスのオフライン機能にも及ぶ。ユーザーが聴いている音楽からオフラインプレイリストを用意してくれるので、オフラインリスニング用にダウンロードしておくのを忘れた時でも、最近気に入っている音楽にオフラインでアクセスできる。