キヤノンマーケティングジャパンは11日、PowerPointやKeynote、Adobe Readerなどの操作に対応した小型軽量のレーザーポインター「PR500-RC」を発表した。発売は12月上旬を予定し、価格はオープン。直販価格は税別5,980円。

「PR500-RC」を手に持ったところ

PR500-RCは、PCから最大で20m離れた場所からスライド送り・戻りなどの操作が可能なワイヤレスレーザーポインター。2015年8月発売の従来機種「PR100-RC」から、長さを約15%短縮し、重さを約20%軽量化。重量は電池込みで約53gと、より携帯性を高めている。

本体は人間工学に基づいたデザインを採用。また、利用頻度を考慮したボタン配置とし、直感操作が可能という。レーザー光は従来機同様、一般的に使われる波長650nmのレッドレーザーより約2倍見やすいとされる波長635nmのレッドレーザーを使用。レシーバーは本体にマグネット式で収納できる。

機能面では、演出としてスライドの途中でスクリーンを暗転させ、話し手に注目させる「ブラックスクリーン機能」などを搭載する。

対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS 10.5~10.12。対応ソフトは、PowerPoint、Adobe Reader、Keynoteなど。本体サイズはW29×D115×H24mmで、重量は53g(電池含む)。電源は単4形乾電池×2。USBレシーバーのサイズはW14.0×D33.8×H6.8mmで、重量は2.6g。レーザー光クラスはクラス2(最大出力<1mW)。

本体前面

USBレシーバは本体に収納可能

純正ソフトケースが同梱