キヤノンマーケティングジャパンとクリューシステムズは、ネットワークカメラを活用した新たなクラウドサービスを共同で展開すると発表した。

新サービスは、クリューシステムズが開発したクラウド型映像監視ソリューション「SeeIT」と、それを利用するための屋外カメラボックス「SeeITモバイルボックス(以下「SMB0500」)」に、キヤノンのネットワークカメラをセットし、パッケージ商品としてキヤノンMJが2016年12月末から販売する。

参考価格は、導入費用が34万1000円(SeeITモバイルボックスSMB0500:19万7000円、SeeITクラウドサービス初期費用:2万6000円(市場想定売価)、ネットワークカメラ 1台:11万8000円(“VB-M720F”の場合)。月額費用が6000円(SeeITクラウドサービス120万パケット利用の場合)。

「SMB0500」が備える無線通信機能と電源供給機能により、屋外のネットワークカメラで撮影した映像のクラウド上での統合的管理を実現する。

システム構成図

今後は、オフィスビル、商業施設、マンション、物流施設、ホテル、鉄道、橋梁、エネルギー施設など、三井不動産グループが運営する施設をはじめ、都市インフラ全般を中心にクラウドと映像データを活用したソリューションを展開していくという。