ライカカメラジャパンは9日、ミラーレスカメラ「ライカ T」の機能を向上させた「ライカ TL」を発表した。シルバー / ブラック / チタンカラーの3色を用意。シルバーとブラックは11月、チタンカラーは12月に発売する。税別価格は各色とも237,600円。また、「ライカ TL 標準ズームセット」は、「ライカ TL」の発売を記念して、標準ズームレンズ「ライカバリオ・エルマーTL f3.5-5.6/18-56mm ASPH.」をセットにしたモデル。日本国内100セット限定で発売する。価格は421,200円(税込)。

シルバー

ブラック

チタン

ライカ Tをベースに、速度や操作性などの強化を図ったAPS-CサイズCMOSセンサー搭載のカメラシステム。32GBのメモリを内蔵し、AF-Cモードでのオートフォーカス機能が向上。マウントは「Lバヨネットマウント」で、ライカ TLシステム用レンズのほか、マウントアダプダを介さずに「ライカ SLレンズ」も使える。専用のマウントアダプタを使うことで、「ライカ Mレンズ」や「ライカ Rレンズ」も装着可能。

ボディはアルミニウム削り出しで、コンパクトかつ堅牢性に優れる。3.7インチの130万画素タッチパネル液晶を搭載し、撮影時や再生時の操作もタッチパネルから実行可能。メインメニューからメニュー項目を自由に登録できる「マイカメラメニュー」により、よく使う機能にもアクセスしやすい。

2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/n対応のWi-Fi機能も搭載。撮影した静止画や動画をスマートフォンやタブレットなどにワイヤレス転送し、メールやSNSで共有できる。Wi-Fi機能を利用するには、専用アプリ「Leica TL app」を使用。リモート撮影が可能なので、難しいアングルの撮影に効果を発揮。シャッタースピードや絞り値設定でき、セルフタイマー代わりにも利用できる。

そのほか主な仕様は、撮像素子が約23.6×15.7mm(APS-C)CMOSセンサー、総画素数が1,650万画素。ISO感度はISO100~12500、シャッター速度は30秒~1/4,000秒、画像ファイル形式はJPG、DNG。1,920×1,080ドット/30fpsの動画撮影も可能。記録メディアとしてSDXCメモリーカードを使用する。電源には充電式リチウムイオンバッテリ「BP-DC 13」を使用。本体サイズは約W134×D33×H69mm、重量は約384g(バッテリ含む)。

ライカ TLシステム用レンズは6種類をラインナップする。

  • ライカ ズミクロン TL f2/23mm ASPH.
  • ライカ ズミルックス TL f1.4/35mm ASPH.
  • ライカ アポ・マクロ・エルマリート TL f2.8/60mm ASPH.
  • ライカ スーパー・バリオ・エルマーTL f3.5-4.5/11-23mm ASPH.
  • ライカ バリオ・エルマー TL f3.5-5.6/18-56mm ASPH.
  • ライカ アポ・バリオ・エルマーTL f3.5-4.5/55-135mm ASPH.

シルバー(クリックで拡大)

ブラック(クリックで拡大)

チタン(クリックで拡大)

アクセサリー類と税別価格は以下の通り。

  • ライカTL用プロテクター ブラック 15,660円
  • ライカTL用プロテクター セメント 15,660円
  • ライカTL用プロテクター レッド 15,660円
  • ライカTL用ネックストラップ ブラック 10,584円
  • ライカTL用ネックストラップ セメント 10,584円
  • ライカTL用ネックストラップ レッド 10,584円

ネックストラップ

プロテクター

プロテクター各色