ブリティッシュ・エアウェイズは現地時間の11月1日、モスクワ=ロンドン線へのボーイング787-9就航を記念し、世界的に有名なボリショイ・バレエ団のダンサーとイギリス出身のメゾ・ソプラノ歌手であるキャサリン・ジェンキンスさんを迎えて、史上初となる上空でのパフォーマンスを披露した。

機内でパフォーマンスを披露するボリショイ・バレエのダンサー陣とキャサリン・ジェンキンスさん

ボリショイ劇場のリーディング・ソリストは、「最新機材を使用したモスクワへの初便に搭乗することに加え、上空でのパフォーマンスを通じ、ロシアの文化と魂をブリティッシュ・エアウェイズのようなアイコニックな英国のブランドと一体化させる機会に恵まれたことを非常に光栄に思います」とコメント。

またキャサリン・ジェンキンスさんも、「『Somewhere over the Rainbow』を高度4万1,000フィートの新型ドリームライナーの機内で演奏する史上初の試みに関わることができて、非常に楽しい経験となりました。ロシアの芸術における深く豊かな歴史のため、ロシアで歌うことは常に私に刺激を与えてくれます。今回、ボリショイ・バレエのダンサーの皆さんと一緒に歌うことができたのは私にとって非常に特別な経験となりました」とコメントしている。

高度4万1,000フィートで「Somewhere over the Rainbow」を披露

787-9は11月1日より週1便導入され、2017年1月3日より週2便導入される。モスクワ線に導入された787-9は日本の成田線で運航する機体と同様に、新型ファーストキャビンを備えており、以前の14席収容のキャビンからより快適な8席収容のキャビンへ進化している。同社は日本では欧州線ネットワークにおいて、羽田=ロンドン線(週7便)、787-9を導入した成田=ロンドン線(週7便)との計週14便に加え、JALとコードシェア便をロンドンへの直行便として提供している。