ソニーは、同社のショールームを含む複合ビル「ソニービル」にて、同ビル50年の歴史と歴代のソニー製品を展示するイベント「It’s a Sony展」を開催する。会期は11月12日~2017年3月31日(2017年1月1日・2月20日は休館)、開場時間は11:00~19:00(2016年12月31日、2017年1月2日、1月3日は11:00~18:00)。入場無料。

同展は、会場のソニービルが2017年3月31日をもって一時閉館されることに先だって行われる記念催事。会期は前後期に分かれており、前期(11月12日~2017年2月12日)は「歴史」をテーマに、ソニービルの歴史と、初代ウォークマン「TPS-L2」、エンターテインメントロボット「AIBO」などの歴代のソニー製品や当時の広告、ピエール瀧ら10名の著名人による「思い出のソニー製品」などを展示する。

展示会タイトルの「It’s a Sony」は同社のCMなどでおなじみだが、元は1970年代にアメリカの広告で使われ始めたタグライン(企業が提供する価値を伝える短いフレーズのこと)。ちなみに日本国内では、1982年から2000年にかけてテレビコマーシャルのサウンドロゴとしても使用されていた。

なお、会期終了後、一時閉館してからはビルの立て替えを行うが、2018年夏~2020年秋までの期間限定で、ソニービルの敷地を「銀座ソニーパーク」として広く開放。その後、2022年までに新しいソニービルを建設、新たに開業する予定。そのため、リニューアル計画は「銀座ソニーパークプロジェクト」という名称となっており、展示の後期(2017年2月12日~3月31日)は「銀座ソニーパーク」を表現するインスタレーションが展示される予定だ。