8人のおデブたちが、1カ月のダイエット合宿に挑む日本テレビ系のドキュメントバラエティ特番『ダイエット・ヴィレッジ~「私をデブとは言わせない!」女8人の大減量合宿~』が9日(19:00~22:54)に放送されることが決定。このほど、東京・麹町の同局で行われたスタジオ収録を終えたばかりの、MCのハリセンボン・近藤春菜と、同局の水卜麻美アナウンサーを直撃すると、予想外のハプニングが続出する壮絶ドラマに興奮状態で、取材に応えてくれた。

『ダイエット・ヴィレッジ』MCのハリセンボン・近藤春菜(左)と日本テレビの水卜麻美アナウンサー

トレーナーの言葉が…身につまされる思い

この番組は、8人が1カ月間の合宿で合計100キロやせることを命じられ、過酷なメニューに挑んでいく姿を追っていくもの。第4弾となる今回は、「ダルマ体型の女」「ブタになった陸上少女」「チーズに溺れる女」といった自堕落な生活を送ってきた女性たちが挑戦。番組史上初めてメンバー全員が女性となり、トラブル・ハプニングの連続で、参加者たちは番組史上最大の"涙量"と"絶叫量"を見せる。

取材に応じた近藤は、開口一番「いやぁもう、めちゃくちゃ面白かったですね!」、水卜アナも「長編映画を見終わった後のような感じですよね!」と大興奮。近藤は「今までは女性同士のケンカが山場だったのに、今回はいきなり2~3日目くらいから『こんなにケンカする!?』って思うほどの人間模様があって、見どころ満載でパワーアップしています」と胸を張った。

2人はMCの立場でありながら、身につまされる思いで合宿の様子を見守っていたそう。近藤は「自分も甘えている部分があるので、トレーナーの方の言葉が突き刺さってくるんです。ケンカしてるのを見ると、両方の気持ちが分かったりして、自分だったらどうするのかを、毎回考えさせられるんですよ」とうつむいた。

一方の水卜アナも「毎回チャレンジャーの方々の日頃の食生活を見てると、まずそこで『おいしそう』って思ってしまい、そこからだんだん感情移入するので、VTRの中で怒られていると自分も言われてる気がするんです。だから、精神的にも鍛えられて頑張ろうという気持ちになるので、本当に自分もチームの一員のような感じで見てますね」と心境を語った。

今回も、ラグビーのリーチ マイケル選手、猫ひろし、中村アンといった豪華特別講師が登場。さらに、「ビリーズブートキャンプ」で一世を風靡したビリー・ブランクス(61歳)も来日して熱血指導を行うが、近藤は「アメとムチでしっかり教えてくれて、音楽をかけてリズムに乗りながら運動することがすごく大事だなと思ったんで、参考になりました」と感心した。

水卜アナは、仲間とともに取り組んでいくことの重要性を確認。「ダイエットをやると言っても1人だとキツいですよね。怒られるにしても『やりなよ!』って言われるのは良いなと思ったので、これから会社中を回って仲間を見つけようかな(笑)」と、想像を巡らせていた。

超人・近藤春菜はゲッソリしない

現在、近藤の相方・箕輪はるかが、日テレのキャンペーン「カラダWEEK」(11月7日~13日)の企画で、"腹筋女子"を目指して過酷なトレーニングに挑戦中だが、間近でその様子を見ている近藤は「今まではるかから聞いたことのない『プロテイン』という単語が出てきて、楽屋でも腹筋した後に『今飲まないともったいない!』と言いながらプロテインを飲んでますから」と、ガリガリのイメージからは信じられない意識の変化が起こっていることを報告。最近共演した水卜アナも「なんとなくですけど、いつもより声が大きくなっている気がしたんですよ」と、腹筋効果への驚きを語った。

一方で、近藤も今年の春から同局系情報番組『スッキリ!!』のサブMCに就任したことで、「3食をすごい意識するようになりました。お酒も平日飲むのは怖いんで俄然(がぜん)減りましたし、夜中は何か食べるよりも寝たいという気持ちが強いので、健康的になったと思いますね」と生活サイクルが改善しているそう。

そんな近藤に、水卜アナは「こんなにきついスケジュールなのに、本当すごいです。超人です!」と絶賛しながら、「でもゲッソリはしないですよね(笑)」と、疲れきった姿を見せないことにホッとしていた。

今回、スタジオには、伊集院光、大島美幸(森三中)、上川隆也、DAIGO、佐藤栞里、佐野ひなこがゲスト出演。最終結果の発表は、シリーズ史上最大の盛り上がりを見せ、上川は「2016年下半期で一番ドキドキしました!」と絶叫。この番組をいつも"FFでMM"(夫婦で見てます)というDAIGOも「リオで内村航平選手の鉄棒の得点を待っているような感じ」と、その興奮の心境を表現する。

近藤は「参加者の方々がいろんな波乱を巻き起こしてくれるので、3時間スペシャルなんですけどあっという間です! 本当に超面白いです!」、水卜アナも「老若男女じゃないですけど、ガリガリからポッチャリまで、どの人が見ても誰かに感情移入できるので、ぜひ見ていただきたいと思います」と呼びかけた。