ビズリーチは10月31日、「転職活動の企業選び」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は9月5日~12日、同社運営の転職サイト「キャリアトレック」の20代会員326名を対象に、インターネットで行われた。

「転職先の企業を選ぶ際、以下の項目をどの程度重視するか」

転職活動の企業選びについて、「よく知られた有名企業であるか」「従業員との相性がよい」「ビジョンや事業戦略に共感できるか」「裁量権が大きくやりたい仕事か」に対し、どの程度重視するかを答えてもらった。

「よく知られた企業」については、61%が「重視しない」(「どちらかと言えば重視しない」+「全く重視しない」)と回答した。一方、「従業員との相性」(93%)や「ビジョンや事業戦略への共感」(85%)については、9割前後が「重視する」(「どちらかといえば重視する」+「重視する」)という結果に。20代が転職先を選ぶ際には、企業ブランドや知名度に関わらず、自分との相性を見極めたいと考えていることがわかった。

「企業に抱いていた印象の変化について」

「転職活動で企業に抱いていた印象が変化した経験はあるか」を聞くと、60%が「ある」と回答した。そのきっかけについて聞くと、社員や面接官など、実際に働いている社員とのコミュニケーションにあることが明らかに。20代の採用活動においては、社員との接点を増やしながら、企業のイメージややりがいを正しく伝えることが重要であることが伺える結果となった。(「キャリアトレック」調べ)