マクロミルは11月1日、「ボジョレー・ヌーボー」に関する調査結果を発表した。

1本当たりの購入金額、「2,000円台」が最多

ボジョレー・ヌーボーとは、フランス・ブルゴーニュ地方のボージョレ地域で造られる赤ワイン。収穫した年に仕込む新酒で、毎年11月第3木曜日が解禁日に定められている。2016年の解禁日は11月17日。

「ボジョレー・ヌーボーを今年も購入する予定かどうか」を尋ねたところ、70.1%が「購入する予定」と答え、「購入しない予定」はわずか4.6%だった。

1本当たりの購入金額は「2,000円台」が35.1%で最多。以下、「1,000円台」が23.7%、「3,000円台」が21.4%、「5,000円台」が13.4%と続いた。

今年購入予定のボジョレー・ヌーボー1本当たりの金額(ベース:今年もボジョレー・ヌーボーを購入する予定の人/n=944)

購入予定の人に購入する理由を聞くと、1位「年に1回のイベントとして」(43.5%)、2位「ワインが好きだから」(39.6%)、3位「季節・旬のものだから」(38.6%)との順に。なお、味や香りを理由に挙げる人は少なく、「味が好きだから」は9位(14%)、「香りが好きだから」は11位(10%)にとどまった。

購入予定の人に予約購入意向について聞くと、「予約せずに購入する」が60.2%、「予約して購入」が39.8%となった。

予約する理由は、「解禁日にどうしても飲みたい」が30.9%で最も多く、次いで「売り切れると困る」が29.6%、「予約すると割引」が24.3%と続いた。一方、商品そのものに対するこだわりを示す「どうしても欲しい銘柄があるから」は9.6%にとどまった。同社は「ボジョレー・ヌーボーは解禁日に飲むことを楽しんでいる人が多いよう」と推測している。

調査期間は10月21日~22日、対象は2015年にボジョレー・ヌーボーを購入した20~69歳の個人、有効回答は1,346人。