セイコーウオッチは12月9日に、高級ウオッチブランド「クレドール」のトゥールビヨン彫金モデル(2機種)を発売する。税別価格は、18Kホワイトゴールド(GBCC997)が1,200万円、18Kピンクゴールド(GBCC996)が1,100万円。

左が18Kピンクゴールド(GBCC996)、右が18Kホワイトゴールド(GBCC997)

ベースとなるムーブメントは、世界最薄レベルを実現した極薄メカニカルムーブメント68系キャリバー。これにトゥールビヨン機構を実装した「キャリバー6830」を搭載する。トゥールビヨンとは、時計の傾きによって変化する重力のかかり方を平均化し、精度を高める機構だ。

ダイヤルの講師模様は、日本建築の和室、独特の落ち着いた静寂の世界を表現。GBCC997 には18Kホワイトゴールドと薄いブルーに仕上げた白蝶貝を、GBCC996には18Kピンクゴールドと黒蝶貝を用いた。裏面の彫金は、現代の名工・照井清氏が監修。和室の丸窓から眺める雪景色を、彫金で繊細に表現したという。

18Kホワイトゴールド(GBCC997)

18Kピンクゴールド(GBCC996)

ケース素材は、GBCC997が18Kホワイトゴールド、GBCC996が18Kピンクゴールド、ケースサイズは共通で外径40×厚さ8.5mm。スタラップは、GBCC997がブラッククロコダイル、GBCC996がブラウンクロコダイルだ。以下共通で、風防が内面無反射コーティングのボンベサファイアガラス、防水性能が日常生活用防水、耐磁性能がJIS耐磁時計1種。