横浜赤レンガ倉庫(神奈川県横浜市中区)は11月26日から12月25日までの計30日間、クリスマスイベント「Christmas Market(クリスマスマーケット) in 横浜赤レンガ倉庫」を、横浜赤レンガ倉庫イベント広場にて開催する。

「Christmas Market in 横浜赤レンガ倉庫」を開催

クリスマスマーケットは、クリスマスの訪れを待つ"アドヴェント"の期間にクリスマス準備のショッピングを楽しむ催しで、1393年にドイツ・フランクフルトで始まったと言われている。同イベントは、開催地である「横浜赤レンガ倉庫」がドイツの建築様式を一部に取り入れた歴史的建造物であることや、横浜市がフランクフルト市とパートナー都市であることから、本場ドイツの雰囲気を感じられるクリスマスマーケットとして2010年に初開催。2016年で7回目の実施となる。

今回は、会場全体をホワイトやシルバーカラーの装飾で統一し雪景色を演出。ドイツの雪深いクリスマスマーケットを再現する。また、エントランスには温かみのある電球色のLEDライトで飾られたモミの木を並べる。エントランスを抜けると15台のヒュッテ(木の屋台)があり、「シュトーレン(ケーキ)」や「グリューワイン(ホットワイン)」「ソーセージ」など、ドイツのクリスマスに欠かせないフードやドリンクのほか、ドイツ・エルツ地方の伝統工芸「エルツ人形」を含む雑貨を販売する。

また、例年好評を得ている「バウムクーヘン」もパワーアップ。目の前で焼き上げたものを提供するだけでなく、ジャムやチョコレートなど好みのトッピングができるようになった。さらに、今年は熱々のホットチョコレートをたっぷり塗った特大マシュマロも初登場する。棒に刺して提供するので、食べ歩きしながらクリスマスマーケットを楽しめるという。

会場の海側では、同イベントのシンボルである高さ10mの本物のモミの木のツリーが来場者を出迎える。今回は大切な人への花贈りを提案するフラワーショップ「サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーター」がツリーのデザインをプロデュース。白を基調とした装飾を施すことで会場の世界観が1つになり、幻想的でおとぎ話の中にいるような雰囲気を演出するとのこと。

会期中は、「赤レンガでのクリスマス」をさらに体験できる企画を用意。クリスマスツリーの必需品であるオーナメントやクリスマスリースを手作りするワークショップを通して、クリスマスまでの準備を楽しめる。また、特定の日にはサンタクロースも登場するほか、期間限定のクリスマスグッズや、同イベントでしか食べられないフードメニューも販売する。

開催期間は11月26日~12月25日で、荒天・強風の場合は休業することがある。11月25日には点灯式・プレオープンを予定。開催時間は、11月26日~12月16日は11時~22時(ライトアップは16時~22時、ツリーのみ~24時)。12月17日~25日は11時~23時(ライトアップは16時~23時)となる。開催場所は、横浜赤レンガ倉庫イベント広場(神奈川県横浜市中区)。入場料無料で、飲食代は別途。