シャノンは10月27日、同社のマーケティングオートメーション「SHANON MARKETING PLATFORM(SMP)」と、サイボウズが提供する業務アプリクラウドサービス「kintone」を相互データ連携させるkintoneアプリケーションを提供すると発表した。提供開始は2016年12月を予定している。。

連携サービスのイメージ

今回、kintoneの営業支援(SFA)パックに含まれる「顧客情報」「案件情報」の両アプリのデータと、SMP内のリードデータを相互連携した。具体的には、SMPのリード情報とkintoneの顧客情報を相互同期することにより、正確でタイムリーなリード供給・共有ができるという。

また、SMPのリード情報に関する活動履歴とkintoneの顧客情報に関する任意の履歴情報を相互同期することで、商談情報を基に受注成果に繋がるマーケティング施策を分析できるなど、マーケティングとセールスの両部門のデータを相互に利用した事業活動の展開が可能になる。

連携の特徴として、リード情報のタイムリーな営業への供給、ノンプログラミングで実現する相互データ連携、低コストによるMA+SFAの環境構築の3点を挙げる。これらにより、kintoneをSFAとして利用しているユーザーは、MAの導入・活用が容易になるほか、SMPの既存ユーザーも低コストでSFAの導入・活用を実現できるという。