フィリップスは28日、31.5型の4K液晶ディスプレイ「328P6VJEB/11」と、同じく31.5型のフルHDモデル「323E7QDAB/11」を発表した。11月初旬から発売する。価格はオープンで、店頭予想価格(税込)は「328P6VJEB/11」が65,800円前後、「323E7QDAB/11」が28,800円前後。

328P6VJEB/11

328P6VJEB/11

「328P6VJEB/11」は、3,840×2,160ドットの4K解像度に対応した31.5型ワイド液晶ディスプレイ。VA方式を採用し、広色域の「UltraColor」によって自然に近い緑色と、鮮明な赤、深い青を出力する。バックライトはLEDで、明るさをコントロールするちらつき防止テクノロジーを備える。

側面にはUSB 3.0に対応した4ポートのUSBハブ機能を搭載。うち1基は急速充電機能に対応する。モニタースタンド「SmartErgoBase」は人間工学に基づいており、ケーブル類を管理しやすく、高さ調節 / 回転 / 傾きなど、細かい画面位置調整が行える。

そのほか主な仕様は、視野角が水平垂直とも178度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が3,000:1(スマートコントラスト比が50,000,000:1)、応答速度が4ms(GTG)。

映像入力インタフェースはHDMI 2.0(MHL対応)×1、DVI-DL×1、D-sub×1、DisplayPort×1。スタンドのチルト角度は-5度~20度、スイーベルが左右170度、180mmの高さ調節と90度のピボットが可能だ。本体サイズはW742×D270×H438~657mm、重量は9.23kg(スタンド使用時)。

323E7QDAB/11

323E7QDAB/11

「323E7QDAB/11」は、1,920×1,080ドットのフルHD解像度に対応した31.5型ワイドモデル。液晶パネルはIPS方式で、LEDバックライトの明るさをコントロールするちらつき防止テクノロジーを搭載している。

画像調整機能が豊富で、「SmartContrast」では、色の調整やバックライトの強度の抑制を自動的に行いコントラストを動的に調整。エコノミーモードにすると消費電力を抑えるようにバックライトの明るさを調整する。「SmartImage Lite」では、画像やビデオのコントラスト / 彩度 / 鮮明度の調整を行う。

そのほか主な仕様は、視野角が水平垂直とも178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(スマートコントラスト比が20,000,000:1)、応答速度が5ms(GTG)。映像入力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×1、D-sub×1。スタンドのチルト角度は-5度~10度。本体サイズはW703×D216×H522mm、重量は6.9kg(スタンド使用時)。