10月26日(現地時間)に開催したWindows 10 Creators Updateなどに関する発表会では、Office 365に関するいくつかのアップデートも披露された。公式ブログによると、2017年3月リリース予定のWindows 10 Creators Update上で動作するWordやExcel、PowerPointは、3Dモデルをサポートする。

発表会ではPowerPointに3Dモデルを配置するデモンストレーションを披露した(公式動画より抜粋)

Microsoft CVP OfficeチームのKirk Koenigsbauer氏は、「3Dモデルはドキュメントやプレゼンテーション、レポートに創造性なインパクトを展開させる」と機能をアピールした。3DモデルはMicrosoftが新たに用意したオンラインコミュニティサイト「Remix 3D」などから入手可能。

さらに各OfficeアプリケーションがSVG(Scalable Vector Graphics)の挿入に対応したことで、画像のピクセル数とは関係なく、書類に画像を配置できるようになった。この変更によってAdobe Illustratorなどで作成した会社のロゴなども自由に配置できる。また、Microsoftは高品質なアイコンライブラリを用意する。

SVGのサポートによりSVG形式で作成した企業やブランドロゴ画像を挿入できる(公式動画より抜粋)

阿久津良和(Cactus)