楽天、スマホ決済アプリ「楽天ペイ」を開始

楽天は10月27日、ユーザー向けにスマホ決済アプリ「楽天ペイ」を開始した。

「楽天ペイ」アプリでは、楽天会員IDでログインすることで、簡単に実店舗でのスマホ決済が可能になる。決済方法は、店舗のスマホ・タブレット端末からQRコードを読み取る「QRペイ」とユーザー自身がスマホに金額を入力して決済する「セルフペイ」から選択可能。

支払いは、楽天会員IDに登録されているクレジットカードと楽天スーパーポイントを組み合わせて利用できる。また、「楽天ペイ」アプリで支払った決済金額の0.5%分の楽天スーパーポイントが貯められる。登録可能なクレジットカードブランドは、「楽天カード」ブランドのMastercard、JCB、Visa、Mastercardか、Visaが搭載された「楽天カード」以外のクレジットカード。

今回、クレジットカード決済サービス「楽天スマートペイ」の加盟店は、「楽天ペイ」アプリ決済も取り扱えるようになった。これを機に「楽天スマートペイ」は、「楽天ペイ(実店舗決済)」としてサービス名称を変更する。「楽天ペイ(実店舗決済)」は、「楽天ペイ」アプリ決済に加え、2017年(予定)には中国で多く使われている決済サービス「WeChat Pay」と国際クレジットカードブランド「銀聯カード」への対応を予定。

さらに、このサービスの開始を記念し、10月27日9時30分～2017年1月6日9時59分に「楽天ペイ」アプリを利用したユーザーに決済金額のうち最大10%分の楽天スーパーポイントをプレゼントするキャンペーンを実施している。