電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」はこのほど、「既婚女性の節約に関する意識調査」の結果を発表した。

調査方法は各都道府県の「Shufoo!」ユーザーを8エリアに分け、家計の支出における16項目について、それぞれ「極力お金をかけたくない」もしくは「多少はお金をかけてもいい、かけたい」のいずれかを選択する形式とした。

16項目とは、食品・飲料、酒類、日用品、衣料・ファッション、家具・インテリア、家電・AV製品、ベビー・子供用品、スポーツ用品、娯楽・レジャー費、外食費、水道光熱費、通信費、保険料、教育費、お小遣いのこと。

節約意識1位は北海道エリア

各項目における「極力お金をかけたくない」主婦の多いエリアにはばらつきがあったが、総合的に「極力お金をかけたくない」という回答が最も多かったのは北海道エリア(297.1ポイント)、次いで四国(294.0ポイント)、九州エリア(292.7ポイント)となった。

特に北海道エリアは「食品・飲料」「教育費」の項目で「極力お金をかけたくない」と回答した割合が1位に。「衣料・ファッション」「家具・インテリア」では2位、「娯楽・レジャー」でも3位に入るなど、常日頃から節約志向が非常に高いということがわかった。

代表支出5項目における「極力お金をかけたくない」志向の強いエリアのランキング

関東エリアは「場合によっては出費をいとわない」

一方で、代表的な支出5項目において、各項目における「多少お金をかけてもいい、かけたい」主婦の多さを見ると、関東・中部・近畿の3エリアに集中しており、その中でも関東エリアが最多となった。

代表支出5項目における「多少お金をかけてもいい、かけたい」志向エリアランキング

次に、全国8エリアの各「Shufoo!」ユーザーに「ふだん行っている、もしくは最近行った節約方法」について聞いたところ、全エリアで上位になったのは「特売品などの安い商品を買う」(全国平均86.4%)となった。

各エリアの得意な節約方法(それぞれの節約方法の実施率で全国1位のエリアを選定)

調査期間は2016年9月8日から11日、対象は全国の既婚女性5万5,845名。