マクロミルは10月25日、ファストファッションに関する調査結果を発表した。調査期間は2016年10月14~18日、有効回答は20~59歳の個人7,500人。

1着当たりの予算、「3,000円」が最多

ファストファッションを着ることがある人(2,597人)に、ファストファッションを購入する際、1着当たりにいくらまでかけられるか聞くと、「3,000円」が最も多く22.6%。年代別では、20・30代は「3,000円」(20代23.2%、30代26.7%)が最多、40代は「3,000円」(27.1%)と「5,000円」(26.9%)がほぼ同数、50代は「5,000円」(31.0%)が最多となり、年代が上がるにつれて金額も高くなった。

ファストファッション1着当たりにかけられる最高額(ベース:ファストファッションを着ることのある人/n=2,597)

アイテム別のファストファッションの取り入れ方をみると、半数以上が「積極的に取り入れている」と答えたアイテムは4つで、「部屋着」が62%、「インナー(Tシャツ、タンクトップ、キャミソールなど)」が62%、「寝間着・パジャマ」が61%、「靴下・タイツ」が55%となった。

ファストファッションの各ブランドについて、認知・好意度を尋ねると、認知率が最も高かったのは「ユニクロ」で93%。以下、「しまむら」が86%、「ジーユー」が84%、「無印良品」が84%、「GAP」が78%と続いた。

好意度の1位も「ユニクロ」で、唯一半数以上の59%が「好き」と回答。次いで「ジーユー」が34%、「しまむら」が32%、「無印良品」が31%、「GAP」が31%の順となった。

各ブランドのイメージをみると、流行を作り出す「ユニクロ」、イメージの良い「無印良品」、おしゃれな「コムサイズム」、身近な「しまむら」という結果となった。